リクシアナさんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
- 枕辺に遠く単車の響き聞く騒ぐ孤独をマフラーに吐き 平成二十八年二月十四日 21 もっと見る
- 券売の窓口ガラス曇りなく出納刻む花崗岩の皿 平成二十八年二月十三日 14 もっと見る
- 雪溶けて百葉箱の顔のぞく春ひそやかに廃校の庭 平成二十八年二月十三日 92 もっと見る
- 水超しに歪む一輪ガーベラに春問わずして優しさを飲む 平成二十八年二月十三日 18 もっと見る
- さかのぼる旅路の分岐 路傍祠に 尋ねし道は心の往路 平成二十八年二月十二日 13 もっと見る
- 活け直し今朝に開くは大輪のカサブランカの一番の花 平成二十八年二月十二日 13 もっと見る
- 十字路のコールタール塗りの電柱の歌声集会はり紙白く 平成二十八年二月十一日 14 もっと見る
- 水を替え もいちど活ける地味な花 法事の花に華無きにしも 平成二十八年二月十日 13 もっと見る
- 八重咲きのトルコ桔梗の憂鬱を晴らせるほどの技量ではなく 平成二十八年二月十日 13 もっと見る
- 水色のソーダが濁り膨れてくグラデーションのソサエティーに居る 平成二十八年二月十日 9 もっと見る
- 風花や鉄路の果てに町はなく終鈴を聞く吟遊の旅 平成二十八年二月八日 29 もっと見る
- 雪明り祭りの子らも家路つく広場寂しき日曜の夜 平成二十八年二月七日 15 もっと見る
- 高菜漬けの隆々たる葉脈にストイックな越冬思う昼餉 平成二十八年二月六日 13 もっと見る
- 檜には成れぬ明日と知りたれど努力尽くせる人の翌檜 平成二十八年二月四日 21 もっと見る
- 仏前に桜と鶯お供えし雪見障子に陽射し迎える 平成二十八年二月四日 12 もっと見る
- 待春の長き時間を塗り重ねマチエール成す空縹色 平成二十八年二月四日 9 もっと見る
- 虹の色薄日に探す冬ざれを窓に見送る街角の喫茶店 平成二十八年二月四日 11 もっと見る
- 暁や鮮魚売り場に春早し小樽鰊の銀鱗を削ぐ 平成二十八年一月三十一日 11 もっと見る
- 朝な夕な歌ある空に鳥放つ そんなこんなの一月の窓 平成二十八年一月三十一日 13 会員になってひと月が経ちました。... もっと見る
- 旬レモン冴える酸味の驚きに はたと思う今朝の檸檬月 平成二十八年一月二十九日 6 もっと見る
