佐藤水村さん
のうた一覧
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袖口を摘まむ仕草の懐かしき爾来セーター着ることのなく
平成二十八年一月二十二日
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海見ゆる窓辺に幼子微睡みて静かに暮るる冬の函館
平成二十八年一月二十二日
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風の凪ぎ落葉なべて絶ゆるとも踏めば息づく冬の匂ひかな
平成二十八年一月二十一日
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風が凪いで落ち葉がすべて動きを絶...
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花の香り鳥の行方を告げし人汝れならなくに春知るめやも
平成二十八年一月二十一日
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花の香りや鳥の行方を教えてくれた...
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冬の風 切に何かを伝へんと 聞き取り切れぬ そのもどかしさ
平成二十八年一月二十一日
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流星の湖に散る悲しみよ我が口づけに君や泣くらむ
平成二十八年一月二十日
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流星の峡谷に降る喜びよ我が口づけもかくもあらばや
平成二十八年一月二十日
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黒髪のふとなびく時夢に見る月を眺むる小鹿の瞳
平成二十八年一月二十日
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麻婆豆腐の豆腐崩して思はるはホッキョクグマのゆくすゑのこと
平成二十八年一月二十日
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林檎剥く薄日射し入る台所指先仄か影の点しけり
平成二十八年一月十九日
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あづまぢの さみどりもゆる かはぎしの そばやのあかり ともしけるかな
平成二十八年一月十九日
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床暖房置けば炬燵の上掛けの身を持て余す月夜なるかな
平成二十八年一月十九日
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冬の朝財布を出せばホームレスの俯き歩くを思ひ出しけり
平成二十八年一月十九日
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香水のいらぬ女は幾夜もの悔いの甘きに咽ぶなりけり
平成二十八年一月十九日
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鋏あり床に放られ股広げ逗子の浜にて見し蟹かとも
平成二十八年一月十九日
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うたた寝にランケを枕に見し夢は八千年の栄枯盛衰
平成二十八年一月十八日
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ランケはドイツの世界史家で、近代...
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ひさかたの光に開くカーテンの裾に落ち込む影一つかも
平成二十八年一月十八日
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駅蕎麦の店内狭み人熱れ冬の夕べのホームに満てり
平成二十八年一月十七日
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靴下のずれを屈みて直す妹水に恥ぢらふ白鳥かとも
平成二十八年一月十七日
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昼の車内乙女の座すや取り出すはコンビニ弁当パスタなりけり
平成二十八年一月十七日
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