竹本未來さん
のうた一覧
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胸板が盛り上がっている水兵の内側で飼われている魚
平成二十一年三月二十二日
5
何か強いお魚が飼われているはずで...
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浮遊する淡くくすんだ色たちに誘惑されて祭まで着く
平成二十一年三月二十二日
5
夜祭りの、少しくすんだ色とりどり...
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いま君が口にしてくれた気持ちをすてきな単位に変換せよ
平成二十一年三月二十一日
13
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なんとなく結婚しますと言いにくい相手多いの私の所為か
平成二十一年三月二十一日
4
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あの人の好意を知らぬことにして違う苗字になりゆく私
平成二十一年三月二十一日
7
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お散歩にわざとぺたんこ靴はいて春を感じる足の裏側。
平成二十一年三月二十一日
12
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ゆるやかに世界が終わった残像が朝日に映える世界の始まり
平成二十一年三月二十一日
7
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暗くなっただぁれもいない図書館に閉館のうた流すも仕事
平成二十一年三月二十日
6
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今ここに図書館員や書店員じゃない「私」が一人横たわっている
平成二十一年三月二十日
4
図書館員でも書店員でもなく、ただ...
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背表紙のひとつひとつにラベルつけ名前あたえるように愛しく。
平成二十一年三月二十日
5
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世界には私と蝉だけなのかと不意に感じる夏の図書館
平成二十一年三月二十日
20
学校がお休みになると、僻地にある...
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秘密なの。図書館の本盗むにはXXXXのXXXをとればいい。
平成二十一年三月二十日
3
昔、図書館で働いていたころに、恋...
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久々に手を繋いだらいつの間に凍ってたわたし溶けてしまうわ
平成二十一年三月十七日
3
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あなた誰?顔の見えない人たちが犇めいている靴の奥底
平成二十一年三月十七日
4
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知らないの?メイクも服もネイルさえお洒落はいつも戦闘服よ
平成二十一年三月十三日
3
もしくは防御する為のもの。
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春の日の真夜中の路地あえたなら ねこ相手でもそれは運命
平成二十一年三月十二日
5
猫と出逢ったなら、桜の木々が夜風...
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春の夜の桜咲くあの路地の奥ひとり佇みその時を待つ
平成二十一年三月十二日
6
一人ひとりに路地が与えられていて...
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いま君が「何処か」で「何か」していてもかまわないからメールはちょうだい。
平成二十一年三月十一日
11
背徳の香に気づいたとしても。
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少しだけ此処からずれた世界なら君の隣にいられたのかも
平成二十一年三月九日
14
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七色の幻想浮かべ遊んでるモノクロの現実を抱きしめ
平成二十一年三月九日
6
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