らむねさん
のうた一覧
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赤鬼はいい鬼だから鬼も内青鬼思って一人泣きます
平成二十八年二月三日
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鬼は外渡る世間は鬼ばかり私もきっと誰かの鬼だね
平成二十八年二月三日
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一粒のチョコが疲労を溶かしてくなにくそっまだまだやれるんだ!
平成二十八年二月二日
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ちょこちょことふくら雀が歩きおり厳しい寒さ束の間やわらぐ
平成二十八年二月一日
4
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闇照らすイルミネーション華やいで春予感する初三十日かな
平成二十八年一月三十日
3
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ぽってりとした唇で誘い出し毒を盛るとは罪な福寿草
平成二十八年一月二十九日
3
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はっきりしないあなたの気持ちみたい雪ならぬ雨に降られて歩く
平成二十八年一月二十九日
5
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信州に流れるサザンの音色には波ではなくて雪の音する
平成二十八年一月二十八日
7
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信州の雪山裾野なだらかに眺める心広がっていく
平成二十八年一月二十八日
6
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霜立ちの土をざっくと踏みしめて走る脚から朝を始める
平成二十八年一月二十七日
5
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冬空にふくら雀がとまり居り背中丸めてわが家へ帰る
平成二十八年一月二十七日
5
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白き肌ほのかに染めるチークのような朝陽に消えた白い満月
平成二十八年一月二十六日
4
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えり立てて家路を急ぐ曲がり角出会いがしらの月にひれ伏す
平成二十八年一月二十五日
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休日の静まり返るオフィス街わがもの顔ですずめが通る
平成二十八年一月二十五日
7
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道端にあの日降った雪残るあなたに届かぬ気持ちみたいに
平成二十八年一月二十五日
4
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老夫婦二人だけのレストランテクリームコロッケ揚がるを見る
平成二十八年一月十七日
3
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真っ白なフロントガラスの霜払いほの新しき朝が始まる
平成二十八年一月十三日
6
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肩落とす友の背中を抱き上げて悔しさの向こうをしっくと見つめる
平成二十八年一月十二日
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声枯らす声援の先友がいて眩しき姿に嬉しさ悔しさ
平成二十八年一月十二日
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ラグビーにバレーサッカーバスケット冬の熱闘暖冬を呼ぶ
平成二十八年一月十二日
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