ひかりさん
のうた一覧
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毒となる消毒液の匂うとき核となる花手向けて静か
平成二十九年二月二十八日
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卒業という剣もて空に向く白木蓮の翼仰げば
平成二十九年二月二十六日
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真夜中の三角コーナーしらしらと燐光放つカワハギの骨
平成二十九年二月二十六日
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すきま風ファとソの欠けた子の歯にも正しく叫びゆく救急車
平成二十九年二月二十六日
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もてあます春 枷外す風よ吹け墨色の檻獣舎にも花
平成二十九年二月二十六日
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立ち止まることもできずに春はゆき漸近線だ街に暮らせば
平成二十九年二月二十五日
4
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春風がほどく真ん中背中から声にならない声を聞かせる
平成二十九年二月二十五日
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指だけで繋がっている真夜中の冷蔵庫では檸檬朽ちゆく
平成二十九年二月二十五日
6
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土埃舞い上がる道遠くてもゆく鈴なりの春を摘むきみ
平成二十九年二月十九日
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団体客の残骸をついばんで甘く酸い...
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全面の中吊りの梅から肩に春が降るまでトンネルの闇
平成二十九年二月十八日
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翳りゆく夕べきみとのいさかいの後のカップのさざなみのうた
平成二十九年二月十六日
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ぬばたまのプール帰りの木陰には少女がざらりと踏んだ黒い死
平成二十八年八月十二日
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素麺のような驟雨が東京の微熱をがらりがらりと冷ます
平成二十八年八月十二日
5
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業の雨うたれて春の名のきみを呼ぶぼくの名を持つ停留所
平成二十八年三月十五日
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靴底の闇に吸われた花びらを踏みにじる春また排卵日
平成二十八年三月十五日
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真夜中のアスファルトには頭骨か白木蓮の落ちる音して
平成二十八年三月十三日
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朝焼けに蹂躙されて始まったはずの世界を冷やす朝刊
平成二十八年一月五日
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にせもの、と冬のベンチで飲み干せば空より青いポカリスェット
平成二十八年一月五日
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腐らせた眼球ふたつ青空は罪を知らない罪を知らない
平成二十七年十二月十四日
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点だけで接していても夏だったはんたい見ているふたりの背骨
平成二十七年十二月十四日
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