雛乃さん
のうた一覧
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優しさが誰かを傷つけることあの人はまだ知らないでいる
平成二十八年二月二十日
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はじまりすらなかったけれど わたしたち育んだものは確かにあった
平成二十九年四月十五日
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あまりにも多くの言葉あふれてていつも孤独な気がしてしまう
平成二十七年九月十一日
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口実がないとあなたに連絡のひとつもできないわたしがいて
平成二十七年九月二十七日
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明日がまたおんなじように来るなんて限らないのよと言った先生
平成二十七年十一月十五日
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適切にあらわすことば知らなくてなんだかすこしずれてたのかも
平成二十七年十一月二十二日
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泣きたいと思っているはずなのにまだ涙は頬を伝ってくれない
平成二十七年十一月二十四日
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やさしげなあなたの声を聴くたびに無条件にすきだとおもった
平成二十七年十一月二十七日
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短くも長くも思う十七分君の隣で電車に揺れる
平成二十七年十二月十二日
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オレンジとネイビーの狭間 夕暮れと夜のすきまをひとり歩いた
平成二十七年十二月十九日
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甘ずっぱいレモンみたいな味なんて偽りと知ったはじめてのキス
平成二十七年十二月二十六日
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ひとりぼっちの真夜中に押し込めたはずの悲しみをふと思い出す
平成二十七年十二月二十六日
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出会ったころの髪型に君は戻って あのころの感情が蘇る
平成二十八年一月四日
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曖昧にしておくことで逃げていたあの人が今日 答えを出した
平成二十八年二月八日
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才能をもって生まれたあの人は平凡なわたしには眩しくて
平成二十八年二月十四日
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「男を見る目がないよね」とは言っても「俺にしなよ」とは言わないひと
平成二十八年九月十四日
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日常のあちこちにまだあの人がひそんでるから まぶたを伏せて
平成二十九年三月十五日
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将来の展望なんて十八のわたしにはまだぼやけたもので
平成二十七年九月二十八日
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新しいうそをひとつつくたびに汚れていってる気分になります
平成二十七年十月三日
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失うこと怖がるのは大切なものが何かを知らないからだ
平成二十七年十月十日
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