野々花さん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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本の隅栞代わりに折り返す母さん譲りの癖が直らぬ
平成二十七年十月七日
13
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父母の消えた部屋には仏壇と曾孫の遊ぶ玩具がひとつ
平成二十七年十月六日
17
姉の孫です。我が子は独身なので・...
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毛糸編む母の背中に寄りかかり何度も読んだうさぎの絵本
平成二十七年十月一日
18
編み物の好きな母でした。手袋や靴...
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母さんに返し忘れたハンカチの桔梗の花がそっと息づく
平成二十七年九月二十四日
12
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亡き父に届きし葉書まだありて心細げに夕陽に染まる
平成二十七年九月二十二日
21
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デジカメに残されていた母の名を呼べば仔猫が首を傾げる
平成二十七年九月二十二日
9
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微笑みし遺影に届く秋の風時に優しく時に激しく
平成二十七年九月十九日
10
もうお彼岸が来ますね。今年はおは...
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迷いなく爪切る夜の静けさがまるめたせなにズシリと重い
平成二十七年九月十八日
10
夜に爪を切っても、死に目に会えな...
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母の歌詠めば何時しか風がくる柔く激しく照れ臭そうに
平成二十七年九月十四日
6
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亡き母の手書きの文字が揺れているしまい忘れた秋の風鈴
平成二十七年九月九日
12
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手を握るだけの介護で安らかに母を逝かせた父も今は亡い・・・・・
平成二十七年九月二日
8
父の事はあまり好きではなかったけ...
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曇天の空の真下に女郎花揺れて貴女の泣き顔になる・・・
平成二十七年八月三十一日
6
女郎花は母の好きだった花の一つ。...
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「まだ早い、早すぎるよ」と他人が泣く私はひとり 唇を噛む
平成二十七年八月二十八日
5
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新聞のお悔やみ欄に並ぶのは 何度も呼んだ貴方の名前
平成二十七年八月二十七日
7
喪主は母。
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秋の花上手に咲かす母は亡く風吹く午後にため息をつく
平成二十七年八月二十五日
10
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隠す意味とうになくなりし親指を伸ばせば過ぎる黒い霊柩車
平成二十七年八月二十日
5
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もう何年たったのかしら一面の菜の花畑で貴女が笑う
平成二十七年八月十八日
6
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泣くことを許されたのは空だけで 私はひとり途方に暮れる
平成二十七年八月十七日
5
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涙さえ流せず過ぎた父の死に代わりに泣いた空が愛しい
平成二十七年八月十七日
8
雨音で目が覚めた朝…
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帰りたくないのだろうか送り火が夜風に紛れ部屋へ逃げ込む
平成二十七年八月十七日
8
昨日は送り盆。今日は父の命日です...
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