貞子さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- つながれて 一生終りし犬あわれ 自由は今と鎖ときやる 平成二十七年八月八日 4 もっと見る
- 我が生も 宇宙の中の一瞬と 九四歳の牧師は語る 平成二十七年八月八日 6 もっと見る
- 幾年も無沙汰重ねし師の君の み声なつかし受話器に若く 平成二十七年八月八日 5 もっと見る
- おそ夏の 目覚めに聞きし夜の雨に 協和音のごとこほろぎの声 平成二十七年八月八日 4 もっと見る
- 亡き夫を 知らぬ孫らも集ひゐて 法事の庭に秋海棠咲く 平成二十七年八月七日 9 もっと見る
- 伊勢菊の 花は優しも染め分けし 糸たばねたる房のごとくに 平成二十七年八月七日 5 伊勢菊、伊勢なでしこは、花弁が縮... もっと見る
- ひぐらしは 高き梢に止まりいて 黄昏告ぐる千の鈴振る 平成二十七年八月七日 10 もっと見る
- ゆたかなる 花房白きさるすべり 紺碧の空に映えてゆらげり 平成二十七年八月七日 6 もっと見る
- 潮騒の 中に群れ咲く花ゆえに 浜木綿一本鉢に淋しき 平成二十七年八月七日 9 もっと見る
- 逝く夏を 惜しみて咲くや朝顔の いよよ数増し色深まりぬ 平成二十七年八月六日 6 もっと見る
- どくだみの 稀なる素朴さ愛づるてふ 絵師の言葉に心動きぬ 平成二十七年八月六日 5 もっと見る
- 花の鉢 いくつを倒し台風は 夜通し荒れて北に去りたり 平成二十七年八月六日 4 もっと見る
- 蝉たちは 姿かくしぬ残暑なお 厳しき今朝を処暑と知りてか 平成二十七年八月六日 5 もっと見る
- 短夜の 明けゆく待ちて蝉しぐれ 早もきこゆる緑の繁みに 平成二十七年八月六日 5 もっと見る
- 藍深き あじさいの花むらがりて 囁き合うか雨繁き宵 平成二十七年八月五日 8 もっと見る
- 盆栽の ま白き芙蓉開きたり 几帳の影の貴人のごと 平成二十七年八月五日 4 もっと見る
- 夏の陽の まだ昇らぬに降るごとく 蝉ら鳴きつつ命の限り 平成二十七年八月五日 5 もっと見る
- 一段と ミンミン蝉は声高く ひととき鳴けり威圧するがに 平成二十七年八月五日 3 もっと見る
- 薄紅の 石楠花の花咲き誇り 夢のごとしと客みな讃う 平成二十七年八月五日 3 もっと見る
- 夜もすがら 闇に芳香を振り撒きて 明くれば眠る ジャスミンの花 平成二十七年八月四日 8 もっと見る
