貞子さん
のうた一覧
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年ごとに 友情深まるクラス会 語り合うことあまたありて
平成二十七年八月九日
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手作りの バラにカトレア華やぎて 匂うが如し造花なれども
平成二十七年八月十日
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屋形船 瀬田の岸辺につながれて 昼は眠るか人の気もなく
平成二十七年八月十日
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若き日に 読みたる古典読み返し 老いてまことの意を汲まん
平成二十七年八月十日
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新緑の香しき山に風強く ロープーウエイは車庫に眠れり
平成二十七年八月十二日
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過ぎし日に 山中湖より見し富士の ありありと残る七色変化
平成二十七年八月十二日
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山道を 走る車窓に千枚田 空に続きて稲穂稔れり
平成二十七年八月十二日
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刻々と 歌会始の近づくを 胸はずませてテレビに向かう
平成二十七年八月二日
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清らかな 香を振り撒けり挿し木して 友の育てし 白バラの花は
平成二十七年八月四日
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薄紅の 石楠花の花咲き誇り 夢のごとしと客みな讃う
平成二十七年八月五日
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一段と ミンミン蝉は声高く ひととき鳴けり威圧するがに
平成二十七年八月五日
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バス来れば 歓声上げて手を振れる 幼の笑顔輝き溢る
平成二十七年八月十日
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秋景色 想いて来しが沿線は 杉桧見事繁れる紀州路なりき
平成二十七年八月十二日
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満月の 欠けゆく弥生の空冴えて厳粛の気に 我も吸はるる
平成二十七年八月四日
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