一藤さん
のうた一覧
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初めての街を歩きて西日差すパン屋に入りぬ秋待つ日なり
平成二十七年八月十八日
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赤及び黒の破片は大海に生きし名残といふ竹輪かな
平成二十七年八月十七日
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晴れて猛暑 降りて雷雨のひと夏よ 母みる身さへ 中庸ならず
平成二十七年八月十五日
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盆休み 社員少なき事務所にて クーラーの下に流氷の鳴く
平成二十七年八月十四日
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竹製のつまみか安全カミソリでカボチャの脇芽摘ましむる戦時下
平成二十七年八月十三日
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死ぬまでに 事の収支は釣り合ひて 出逢いと別れ 数なむ等しき
平成二十七年八月十二日
3
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盲点の如く小さき蜘蛛のゐて 我が神経に巣を編みてをり
平成二十七年八月十一日
5
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理不尽な思いも栓無き疲労感も 鈍き曇天のせいにしており
平成二十七年八月十日
4
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ちちの実の 我が生ひ立ちを記す父の 文字 斯く迄に 和らかなりしか
平成二十七年八月九日
6
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命尽き 乾物となれる油蝉 落つるアスファルトに還る土無し
平成二十七年八月八日
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死に際の母を知らねど 夢に出でし陽性症状の老婆であるめり
平成二十七年八月八日
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来週へ希望繋がむ 催促のメール投げ掛け 今週を閉づ
平成二十七年八月七日
5
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朝の厨 一滴ごとに満ちてゆく 熱き珈琲に 今日を占ふ
平成二十七年八月六日
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乞ふやうな 求むるやうな 目を避きて 名菓ひよ子を 御居処より喰ふ
平成二十七年八月五日
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右よりも 五ミリ大きなる 左足 新しき靴に 傷めつつ生く
平成二十七年八月四日
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定時後に そっと テキスト繰る指は 法令集に 心なぞりて
平成二十七年八月三日
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叩くたび二分されゆくビスケット 我が胸ポケットにあるが哀しき
平成二十七年八月二日
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童謡では増えていきますが…
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TPP妥結成るかといふ記事に 淹れたての珈琲の 苦味増しゆく
平成二十七年八月一日
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金曜の 終りに照らす 夕日は 労を溶かして まろく輝く
平成二十七年七月三十一日
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二日酔いの朝にバリッと噛む胡瓜 その青きこと 夏蘇る
平成二十七年七月三十日
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