二厘さん
のうた一覧
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ディスプレイだけが明るい部屋の隅打ち棄てられた就活鞄
平成二十七年六月二日
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したたかに酔いたし金曜日にひとりニッカの瓶の重さ程よし
平成二十七年五月二十九日
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見も知らぬ夏をしらせる枇杷ひとつ友達未満のひとから届く
平成二十七年六月九日
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何もかも投げ出したくて乗り込んだはずの車中でメール読むきみ
平成二十八年十月十五日
9
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「靜脈を流れる赤血球のやうだね」Uターンラッシュのニュース
平成二十九年八月十五日
9
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抱っこ紐眠れる稚子の頚支え歩む人ありよき兄ならむ
平成二十七年五月二十九日
7
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こんなにも遠かったろうか家まではひとと別れてひとり歩けば
平成二十七年五月三十一日
7
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「今週も会えない」なんて言うくらいあなた私を覚えていたのね
平成二十七年六月四日
7
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パーカーが社会の寒さより隔つ二十四才無職のからだ
平成二十七年六月五日
7
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ひさびさに会って撫でてはみたものの実家の犬の齢をしらない
平成二十九年八月十五日
7
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車両にはきみとぼくだけ青梅線さみどりいろの空翔けてゆけ
平成二十七年五月二十七日
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だだっ広い平野の果ててトンネルをいくつか抜けて郡山なり
平成二十九年九月十日
6
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夏服は今日も買えずに雨が止み新宿御苑のたぶの葉そよぐ
平成二十七年六月十七日
5
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深き深き闇の気配の撫でくるるまひるのファストフード屋地獄
平成二十七年六月二十五日
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切りたての爪のするどさ傷つけた枇杷はいびつな形に割れる
平成二十七年七月二日
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「あした会える?」ただ一言が送れない寒さで指がかじかんでいて
平成二十八年一月二日
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モーニングコールに「会いたいね」と言われうーとかあーとか返したような
平成二十九年八月二十四日
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遠くへはいけない「つばさ」自由席 車窓から見る浦和は広い
平成二十九年九月十日
5
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海風に髪洗わせてそのひとは「ショートカットにしようと思う」と
平成二十七年六月四日
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「龍が如くみたいな」人を客として不動産屋地獄まばゆかるめり
平成二十七年六月二十五日
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