志慧さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 夕食の飾り番傘とあの日の雨を畳んで洗う茶碗ら 平成二十一年六月十八日 0 もっと見る
- アキコから借りた数二のノート隅 日付の上に「フラミンゴ」の字 平成二十一年六月十八日 0 もっと見る
- 軽快にビートルズなど歌いだす時限爆弾抱えて眠る 平成二十一年三月二十六日 0 もっと見る
- やめてくれ君がいい人すぎるから なんか死にたくなってくるから 平成二十一年三月十八日 6 春愁って概念を発見した人は偉大 ... もっと見る
- 食べかけのポテトチップのくち閉じる力を根こそぎ奪う昼光 平成二十一年三月十五日 2 もっと見る
- 一階の堅い床裏一点へ落ちるおちる墜 携 帯電 話 平成二十一年三月六日 2 もっと見る
- 何もかも曇ったような晴れの日に団地のあいだを駆ける少年 平成二十一年三月一日 3 もっと見る
- 真空にま白く燃える太陽のようにあたしも泣いちゃいたくて 平成二十一年二月二十七日 1 もっと見る
- 暗闇にたえず微かな音をして ひとりじゃない と言う冷蔵庫 平成二十一年二月二十七日 10 もっと見る
- アパートのコンクリートに立ち昇る春のさみしいおもちゃのシャベル 平成二十一年二月二十二日 5 もっと見る
- たくさんの釦やチャックをゴミにして祖母を単語にしてく夕暮れ 平成二十一年二月二十一日 5 もっと見る
- 児戯にしか見えず小鐘を打てずいて好きでもない香のための線香 平成二十一年二月二十一日 0 もっと見る
- 抹茶チョココーンフレイクお饅頭ガリ薔薇菊花 満つ直方体 平成二十一年二月二十一日 0 ふりがなってカタカナ駄目なんです... もっと見る
- 線香のけぶる行李にひっそりと沈黙すエロブイエイチエス 平成二十一年二月十八日 4 もっと見る
- どうせまたトートロジーへ還ってく言葉たちしか遊んでくれない 平成二十一年二月十三日 1 もっと見る
- あーあーと寝る祖母の横じゃりじゃりと砂糖余らすプリン食べたい 平成二十一年二月十二日 0 もっと見る
- あの電話番号を忘れたようにいつか忘れる時が来るのか 平成二十一年二月十二日 2 もっと見る
- 頭の上に見知らぬ人の腕があり電車は海に差し掛かった あ 平成二十一年二月九日 2 もっと見る
- ひとさまのお役に立って何が悪い 中也の詩集の角を丸める 平成二十一年二月九日 6 もっと見る
- 血のいろを羞じるな君よマニキュアもグロスも舌に苦く拡がる 平成二十一年二月七日 2 もっと見る
