志慧さん
のうた一覧
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頭の上に見知らぬ人の腕があり電車は海に差し掛かった あ
平成二十一年二月九日
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あの電話番号を忘れたようにいつか忘れる時が来るのか
平成二十一年二月十二日
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一階の堅い床裏一点へ落ちるおちる墜 携 帯電 話
平成二十一年三月六日
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食べかけのポテトチップのくち閉じる力を根こそぎ奪う昼光
平成二十一年三月十五日
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君の肌なぞるみたいに滑ってく僕の言葉ぼくのことばが
平成二十一年六月二十九日
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柔らかな君のまぶたを削りとる三エイチ鉛筆のとがり
平成二十一年七月十二日
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柔らかな君のまぶたを削りとる3H...
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私の罪を切るのに忙しい新宿駅階段の手刀ら
平成二十一年七月十八日
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傘があると攻撃力アップ
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ピンヒールのみに支えられていればカマキリ脚のかすかな震え
平成二十一年八月十三日
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カフェオレを吸えば衝立から生える「鎌ヶ谷怜子」と記された手
平成二十一年八月十九日
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目を閉じて全部言葉にしてみても幽体離脱できなかったね
平成二十一年九月二十三日
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工学部実験棟の一階の廊下の果ての果ての線香
平成二十一年十一月一日
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実験室の並びの前は、何故かいつも...
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まだ茹でる前のパスタのつるつるに慰められて生きる午後二時
平成二十一年十一月二十九日
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何故私は慰められたんだ?
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赤錆のレールを越えて白い猫ぼくには百万回めがいない
平成二十一年十二月八日
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百万回生きた猫は名作である
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いま声が皮膚細胞に潜り込み震え発熱してる わかるわ
平成二十一年十二月十七日
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東京で暮らしてるから真夜中に満ちる気泡はどこにも行けない
平成二十二年一月十六日
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例えばの話私が春菜ちゃんだったならもっとずっときっと
平成二十二年五月十日
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試供品ためす鏡に捕らわれた狸女と目が合う夜半
平成二十二年八月十六日
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深夜0時のマツモトキヨシ
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「納豆があるぞ」私の指先の納豆パックを指し示す父
平成二十二年十月二十五日
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なんという力わざのコミュニケーシ...
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誰も居ぬ路に空鈴高らかにおばちゃんチャリは虹を越えゆく
平成二十四年八月二十一日
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訓練をされていたのか蝦蛄を避け海老の甲殻勇んで剥きぬ
平成二十一年一月六日
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