千映さん
のうた一覧
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背の立たぬプールで溺れた友がいた今もおちびで吾の親友
平成二十八年八月二十四日
1
本人は溺れたことすっかり忘れてい...
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綿棒ではみ出た口紅取るように君の嫉妬はティッシュでふき取る
平成二十八年八月二十三日
6
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お泊りの母介護士に無理をいう年賀状持ち息子に電話を
平成二十八年八月二十三日
7
今 少し鬱状態が。。。補聴器の調...
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色褪せた愛には光るものもなく新しき愛飛んで跳ねてる
平成二十八年八月二十三日
7
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甲子園父と二男の観戦はかちわり氷楽し思い出
平成二十八年八月二十二日
10
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母はもうマグカップでしかお茶飲めぬ指先の皮薄くなりし今
平成二十八年八月二十二日
15
介護した人にしか分からないことだ...
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頂いたあまりに長い長ナスはお裾分けにも笑いが返る
平成二十八年八月二十一日
15
長い 四十五センチありました。
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父と子が一度に黄泉の国に逝き庭に咲いてる百日紅泣く
平成二十八年八月二十日
11
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故郷の夏おばんざいみちのくで似たししとうで作る楽しみ
平成二十八年八月十九日
8
万願寺唐辛子や伏見唐辛子で 佃煮...
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感動は吾より認知の母の方箸が進まず目に涙ため
平成二十八年八月十九日
12
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初産は西瓜のごとき突き出したお腹に吾は振り回された
平成二十八年八月十九日
7
懐かしい思い出 出産は大変でし...
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体内の時計が狂うオリンピック夕方に寝る主婦は失格
平成二十八年八月十八日
9
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彼岸とか此岸の文字が日常に古希近し吾は少し変化す
平成二十八年八月十八日
9
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七回忌終えてようやく納骨す姪の悲惨さ一区切りかな
平成二十八年八月十八日
7
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大切に行事を守る人々の情熱燃える送り火の明かり
平成二十八年八月十六日
13
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髪アップ塗り箸刺して簪に小粋な店の女将になれた
平成二十八年八月十六日
8
髪が腰の近くまで伸びました。アッ...
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庭掃除蝉の羽根一枚寂し気に見なきゃよかった見てはいけない
平成二十八年八月十五日
10
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象さんのかき氷器を喜んだ息子の記憶確かめる夏
平成二十八年八月十五日
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書き取りの埋まらぬところ辞書をひく母のやる気に目で拍手する
平成二十八年八月十四日
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孫三人お盆玉あげる楽しみと喜ぶ顔の嬉しさ見たさ
平成二十八年八月十四日
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