千映さん
のうた一覧
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足場ある我が家は機能働かず取り込む花が外で待ってる
平成二十七年十一月二十三日
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山芋のすれた皮膚が痒くなる吾の体芋ごときに負けた
平成二十七年十一月二十一日
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来春の咲き誇る姿想像し植えたパンジーによろしくをいう
平成二十七年十一月二十日
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街路樹も三十年の年月に平らな歩道を凸凹にする
平成二十七年十一月二十日
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リフォームの足場の傍で山茶花が咲いてますよとこちらを向いて
平成二十七年十一月十九日
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初冬とは思えぬほどの暖かさスーパーで吾が一番薄着
平成二十七年十一月十七日
10
気温と相談しながらファッションを...
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期待した日吉大社の紅葉は色まだ浅く湯豆腐を食む
平成二十七年十一月十五日
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南天の枝木焚火に不向きとは平成生まれはきっと知らない
平成二十七年十一月十一日
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なかなか焚火する機会もありません...
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水道の水も骨までしみるよな冷たさお湯に替えて主婦する
平成二十七年十一月十一日
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晩秋いうより初冬ですね。
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霜月の陽射しを浴びて南天の真っ赤な艶の実いつ落ちる
平成二十七年十一月十日
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ギボウシのハート型の葉黄金色凛としてまだ朝を迎える
平成二十七年十一月九日
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他のギボウシはすべて枯れてしまい...
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桜紅葉雨降りどんどん葉が落ちてオレンジ色の玄関になる
平成二十七年十一月八日
12
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落葉掃き年々厳しくなる体寄る年波とあえていうまい
平成二十七年十一月八日
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いつ雪が降ってもいいよ早々とコートを出した雪が笑うね
平成二十七年十一月六日
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病み上がり小春日和の庭にいて鼻歌も出る久し振りの吾
平成二十七年十一月六日
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庭に咲く花の名前は判らずが仏花に丁度いい花で咲く
平成二十七年十一月六日
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団地内紅葉も過ぎどんどんと町全体がダークブラウンに
平成二十七年十一月五日
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手掴みで拾うキウイフルーツの落葉ガサゴソ音の立ててる
平成二十七年十一月五日
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拾いながら また来年実を付けてね
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滝のように崖から歩道蔓が伸びバッサリ切って冬支度かな
平成二十七年十月二十九日
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日ごと濃く桜もみじの色冴えて春秋二度に目も嬉しがる
平成二十七年十月二十七日
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