さるさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 憂きことの日に日に増してわれ老いる晩節かざることの難さよ 平成二十三年四月二十一日 7 ピンピンコロリを理想としているが... もっと見る
- 憧れのひとのうわさを耳にしてひそかに思ふ傷軽かれと 平成二十三年四月二十日 8 だれとは言えませぬが、致命傷にな... もっと見る
- しとしとと大地をぬらすけふの雨避難の宿にいる人思ふ 平成二十三年四月十九日 8 避難所で苦悩している人々の鬱々と... もっと見る
- わが友に贈られし花わが庭に深紅色の花梨咲き初め 平成二十三年四月十八日 4 もう15年も前に友人からいただい... もっと見る
- ちちははのねむる墓地にてわれ一人桜満開柏餅食む 平成二十三年四月十七日 2 雨の予報を裏切って、初夏のような... もっと見る
- もう一歩前に出たしと思へどもこころはあれど足は進まず 平成二十三年四月十六日 4 年の所為と言い訳をしたくない…だ... もっと見る
- 葉桜は淡きみどりの衣纏ひ初夏思はせるけふの気温は 平成二十三年四月十四日 9 寒い寒いといううちに、あの震災が... もっと見る
- 亡き人の逝きし日けふも花吹雪まなこに残るかの人の顔 平成二十三年四月十三日 7 だれも知らない、この人のこと。 もっと見る
- 生麦、生米、生卵って言える 早口ことば孫に教える 平成二十三年四月十二日 5 放射線量がチェルノブイリ並みとい... もっと見る
- あの日よりひとつき経ちしその夕べ忘れるなと余震続けり 平成二十三年四月十一日 2 3.11から、ちょうど一ヶ月…。... もっと見る
- さくら咲く散歩道行く都知事選いづれを見ても山家育ちの 平成二十三年四月十日 8 「菅原伝授手習鑑」の寺子屋の場。... もっと見る
- 黒々としたあの幹のどこにある可憐な花の色出すちから 平成二十三年四月九日 3 今日は南風が強く吹いた。公園の地... もっと見る
- 爛漫と千鳥ケ淵の櫻咲き世の平安を祷るがごとく 平成二十三年四月八日 5 春爛漫。この国難に打ち克つことを... もっと見る
- わが庭の椿あでやか咲き揃ふ節電自粛嗤ふがごとく 平成二十三年四月七日 6 節電は仕方がないが、避難者のため... もっと見る
- いまさらに君の名よべど詮なきを知りつつもなほ天に叫ぶも 平成二十三年四月六日 6 言問う術（すべ）もない詮なきこと... もっと見る
- さまよひて宿たち出でし花のもといづくも同じ朧月かな 平成二十三年四月五日 6 迷うこころを癒すのは、自分自身で... もっと見る
- 花咲きぬ鳥謳ふなり春盛り 東北はまだ冬最中なり 平成二十三年四月四日 4 明日への保証もなく、夢も希望もな... もっと見る
- 新しい制服を着たわが孫はわがネクタイでカメラに向かふ 平成二十三年四月三日 9 新品のスーツを着た孫が「じいじの... もっと見る
- 千三つと言はれしわれのまごころは君が好きだとささやく声は 平成二十三年四月一日 3 エイプリル・フールっていうけれど... もっと見る
- あの日からこれまでになきことつづくかなしい弥生けふで終わるか 平成二十三年三月三十一日 8 弥生の晦日。3.11の大震災から... もっと見る
