さるさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 春の雨こころもぬらす桜花蕾のままにぬれて居るなり 平成二十二年三月二十四日 5 お彼岸もあけたというのに、今朝は... もっと見る
- うらみ節でれでれと書く文きたり罪重きわれ懺悔三昧 平成二十二年三月二十三日 1 わが犯せし罪の深さを懺悔するチャ... もっと見る
- 昨夜半春の嵐に慄くも今朝の春晴れ芽ふくらます 平成二十二年三月二十一日 2 一夜中、暴風雨に慄いたが、旭とと... もっと見る
- 忌まわしき悪夢のごときことなりき十五年経つサリン・テロから 平成二十二年三月二十日 1 未曾有の事件だった。しかも、まだ... もっと見る
- われ孫と将棋を指せど年波の挙句に負ける春の縁側 平成二十二年三月十九日 4 二、三年前までは歯が立たなかった... もっと見る
- 亡き人のことを偲びて手を合はせなみだほろほろ頬を伝ひぬ 平成二十二年三月十八日 2 ほろほろとなみだする夜‥。 もっと見る
- 難しき漢字検定取り組みておのが勉強不足かなしむ 平成二十二年三月十七日 1 一月余りかかって、やっと2級合格... もっと見る
- 尾長てふ春告げ鳥の甲高い庭の華芽のふくらむを見る 平成二十二年三月十六日 4 毎年春になると必ず来る鳥‥優雅さ... もっと見る
- 頭から甘茶かけられ潅仏会お稚児すがたのかわゆらしさよ 平成二十二年三月十五日 1 天上天下唯我独尊。 もっと見る
- 老ひのこころ日増しに弱気になりをりと言ひ訳ばかり考へるわれ 平成二十二年三月十四日 2 老いを言い訳にするなかれと思いな... もっと見る
- 十字架の主の血が石に流れたるブラッドストーン君に贈りき 平成二十二年三月十三日 1 愛しい君の誕生日に贈る帯止めの碧... もっと見る
- いにしへの人らなに食む想像をたくましくする日々のメニュを 平成二十二年三月十二日 2 縄文時代のメニュを復活したレスト... もっと見る
- 道端に密かに咲きし花一輪 その名も知らぬ紅き花びら 平成二十二年三月十一日 2 人に見せようとしない、道端の小さ... もっと見る
- 戦争の悪夢いまだに醒めやらずけふは東京空襲の日 平成二十二年三月十日 6 戦争は勝者も敗者も重い罪人である... もっと見る
- 天も泣く悲し涙か春の雨 濡れてはならぬ君とわれとは 平成二十二年三月九日 3 冷たい春雨がしとしとと降る。「春... もっと見る
- ほほなでる風はきびしく春遠し老ひかなしくも独酌の夜 平成二十二年三月八日 4 アテはなく、火鉢に燗をつけるもの... もっと見る
- 老ひ哀しひとりベッドに打ち伏してひとりごと言ふ恍惚のひと 平成二十二年三月七日 8 妻が入院している病院に行く。隣の... もっと見る
- 啓蟄の日を嘲笑ふ寒さなり われも炬燵とともに引っ込む 平成二十二年三月六日 4 いったん這い出た虫も逆戻りするよ... もっと見る
- 病床の吾妻見舞ひて微笑みを言の葉にかへ力づけたり 平成二十二年三月五日 16 病床に伏す妻を見舞う。ことばはい... もっと見る
- わが庭に嫣然と咲く椿花 艶のある葉をそり返し見せる 平成二十二年三月四日 6 反り返るような葉の艶が目立つ。し... もっと見る
