さるさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- ケイタイとテレビゲームにみをやつし対話うすれるいまの世の中 平成二十二年五月二十九日 4 対話のない社会。ヒトだけができる... もっと見る
- 君おもふはるか離るる愛し君ゆたかな胸に顔をうずめぬ 平成二十二年五月二十八日 6 歳月の過ぎ行く速さを思い、在りし... もっと見る
- よろこびやぐちや不足や交々に来たるメール消さずにたまる 平成二十二年五月二十七日 7 よろず相談所のように、見知らぬお... もっと見る
- 梅雨空の合間に飛ぶやてふてふの花を探して頼りなき様 平成二十二年五月二十七日 11 今年、初めて見た蝶々は、羽根の動... もっと見る
- もろびとよこぞりてきたれこのやまにたくましきわがうでにいだかれよ 平成二十二年五月二十六日 3 なんだかひらがなのことばでうたい... もっと見る
- 寒梅雨にまた長袖のシャツ探し異常気象の夏は狂ふか 平成二十二年五月二十四日 6 経済も政治も天候も異常だ。天は年... もっと見る
- こころ決め一世一代大芝居大向こうから声がかかるか 平成二十二年五月二十三日 5 演じているほうは、一世一代でも、... もっと見る
- はなことば「移り気」といふ紫陽花のつぼみは雨の降る日待つのか 平成二十二年五月二十二日 5 挿し木をした紫陽花がわが庭に今年... もっと見る
- 真夏日の太陽照らすその下で可憐な花の慎ましく咲く 平成二十二年五月二十一日 6 この季節に咲く花は、乾いた空気を... もっと見る
- ときめいて君待つわれは落ち着かずテレビの相撲見れど見もせず 平成二十二年五月二十日 6 この年になっても、やはりときめき... もっと見る
- さびしさに耐へて老ひゆくわれひとり幻のひと思ひうかべて 平成二十二年五月十九日 8 雨の日にテレビも消し、ひとり静か... もっと見る
- 芍薬の漢方薬を時折に服するわれの老躯をまもる 平成二十二年五月十八日 4 ときどき足がつります。西洋薬には... もっと見る
- 五月晴れ三社のまつり賑はいて江戸の夏来る人ら集まる 平成二十二年五月十七日 8 テレビでその賑わいを見るだけ‥。... もっと見る
- 猿面を壁に飾りてわが書斎 本読むわれに語りてあるも 平成二十二年五月十六日 9 骨董屋で見つけた木製の古い猿面。... もっと見る
- 陽光の眩しくもありけふの空 老ひわれ散歩つづけたるなり 平成二十二年五月十五日 8 ひんやりとした気温。しかし、初夏... もっと見る
- 憂きことの絶へぬこの世に明るさのみちた話題の少なきを嘆く 平成二十二年五月十四日 6 どこかにいいニュースはないものか... もっと見る
- あの方の歌を通してわがおもひ燃ゆる炎とゆらゆら揺るる 平成二十二年五月十三日 9 老いらくの恋とでもいうのか。 ... もっと見る
- わが庭をかざる白バラつぎつぎに開きて競ふ初夏の装ひ 平成二十二年五月十二日 10 楚々とした白バラの花が毎朝いくつ... もっと見る
- 降れば世のかずかずの憂さ流せよと五月の雨をさみだれといふ 平成二十二年五月十一日 8 五月の雨は田植えのためにはよい雨... もっと見る
- 庚申なにごとも吉けふなりと老春われはティシャツを着る 平成二十二年五月十日 10 初夏、思い切ってティシャツを着て... もっと見る
