さるさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- いまははや記憶にさへものこらずに肌をあわせしかの君のこと 平成二十二年八月九日 3 夢だったのか、記憶もあやふやにな... もっと見る
- 安らかに鎮まりませといのるなり名もしらぬ人あまたあるなむ 平成二十二年八月九日 8 日本には、もう家族や家庭の絆はな... もっと見る
- 空蝉のしがみつゐたる大木の残暑に茂る葉影潤ひ 平成二十二年八月八日 9 わが庭の楠にいくつかの空蝉を見る... もっと見る
- 夏草の暑さに耐へて生へるなり六十五年の歳月流るる 平成二十二年八月六日 6 原爆の傷跡いまだに消えず。またあ... もっと見る
- 夢にみる君のえくぼのかわゆさに目覚めしわれは枕撫でいる 平成二十二年八月五日 8 ほんとうに久しぶりの朝であった。... もっと見る
- 垂乳根の母生きおれば百五歳けふ誕生日イチジク捧ぐ 平成二十二年八月三日 10 母の好物はイチジクだった。 亡... もっと見る
- 老ひの身にまつはりつくよな蒸し暑さ幾度もシャワー浴びるなりけり 平成二十二年八月二日 8 どこに私の安らげる場所があるのか... もっと見る
- 楚々とした黒髪のひと訪ね来し夢見たるなり朝まだきころ 平成二十二年八月一日 11 午前3時過ぎ、すばらしい夢を見た... もっと見る
- 昼下がり蝉の鳴く声うたた寝のわれを起こしぬ読みかけの本 平成二十二年七月三十日 14 もっと見る
- 若きころ見たわが妻の顔を思ひ出させる両の眼よ 平成二十二年七月二十九日 18 白内障の手術をして、これまでに比... もっと見る
- 両眼白内障の手術うけ見える世界のあたらしく思ふ 平成二十二年七月二十八日 23 一昨日、昨日と「日帰り」入院をし... もっと見る
- 焼け石に水撒きながら恍惚の人となりたり孫嗤ひけり 平成二十二年七月二十五日 10 夕方になって、ちょっとは気温が下... もっと見る
- 体温を超える猛暑に今朝はまた地震ありたり天地怒りか 平成二十二年七月二十三日 9 ３８℃と言えば風邪でも重篤な状況... もっと見る
- 炎暑日に熱き茶を点てすすり飲む逆療法に成功したるに 平成二十二年七月二十二日 9 新茶の香りは灼熱に勝つ。 もっと見る
- 炎天下可憐な花を咲かせたるわが庭にみる白ハナミズキ 平成二十二年七月二十日 6 人間のほうがぐったりしているが、... もっと見る
- 灼熱のひとり横綱勝ち進む記録のばせよ不評にめげず 平成二十二年七月十九日 5 中継のなく、賜杯もないという名古... もっと見る
- ふりむきもせずに立ち去る君なりきさよならとさへ言はずに別れ 平成二十二年七月十八日 7 40年ほど前の懺悔話です。 もっと見る
- 君の手はひんやりとしてわが手つつむ瞳の向こふに愛を見つける 平成二十二年七月十七日 8 生温かい手はきらい。君の手はまる... もっと見る
- 老ひかなし暑さに負けて気力失せ本をひもとくこともできずに 平成二十二年七月十六日 9 昨日は、とうとうダウン！ 金魚... もっと見る
- わが姿大きな鏡うつしたり床屋の椅子に座りつ思ふ 平成二十二年七月十四日 4 行きつけの床屋へ行ってきました。... もっと見る
