さるさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- かじかんだ指先に息ホーホーと大寒の朝 風の子が行く 平成二十三年一月二十日 16 ランドセルを背負うて小学生が通学... もっと見る
- 山茶花の艶やかな葉のうらにチャドクガの幼虫びっしりと 平成二十三年一月十九日 2 幼虫が並んで葉を食い尽す。成虫に... もっと見る
- 八百のウソ並べても ただ一つの眞に勝てぬ浮世なれば 平成二十三年一月十八日 4 愚者の眞実。これで余生を飾りたい... もっと見る
- 人智もてはかり難しといふものは大地揺るがす大地震なり 平成二十三年一月十七日 4 もし、同規模の直下型大地震が東京... もっと見る
- 老い妻は七十五歳の誕生日今宵ワインで祝杯あげる 平成二十三年一月十五日 11 これで夫婦とも後期高齢者となりま... もっと見る
- 若葉らの笑顔にわれは年忘れ純なこころに清めらるるは 平成二十三年一月十四日 7 若葉＝幼きこども。 御題「葉」... もっと見る
- 自分でも自慢ができる目玉焼きなにも言わずに妻微笑みて 平成二十三年一月十三日 10 私の自慢「目玉焼き」を妻は微笑ん... もっと見る
- 夜もすがら契りしことも夢の中 永遠のわかれに涙さへなく 平成二十三年一月十一日 9 ピンピンコロリが、私の理想です。... もっと見る
- ノンポリの学生なりきその昔わが成人のころをおもひ出せば 平成二十三年一月十日 12 まだ「戦後」だった…。当時、学生... もっと見る
- 冬晴れに着なれぬ和服足取りも危うさありて娘御の行く 平成二十三年一月九日 11 明日の成人式に都合がつかないのか... もっと見る
- きよらかな清水流るる清流に枯れた落ち葉が流されていく 平成二十三年一月八日 8 孫に連れられて、郊外へドライブに... もっと見る
- 元日にあげた年玉で白兎買ふたといふわが孫の写メール 平成二十三年一月六日 7 白いウサギもかわいいが、わが孫の... もっと見る
- 小夜更けて天井の板見つめたる有為転変の人生思ふ 平成二十三年一月五日 10 天井の板…不思議な木の肌を見る。... もっと見る
- 大和屋はカーテンコールよく似合ふ正月芝居 阿古屋の舞台 平成二十三年一月四日 6 ル・テアトル銀座で正月芝居がかか... もっと見る
- 辛卯の三日正月ごろごろと無為の老いわれ罪深きなり 平成二十三年一月三日 9 寒いといっても、日本海側の深雪よ... もっと見る
- 書き初めに夢の一字をしたためる老いわれの夢 自らを嗤ふ 平成二十三年一月二日 12 夢。いいじゃなですか、老人が夢を... もっと見る
- 新玉の年のはじめを寿ぎて愛しき君に投げキスをする 平成二十三年一月一日 10 辛卯…どんなに辛いことがっても、... もっと見る
- ゆく年を省みて思ふさまざまなことありき 虚しさのみ残る 平成二十二年十二月三十一日 6 過ぎていくことの速さとさまざまな... もっと見る
- 不況ってほんとなのかと思ふほど 師走の市の人ごみをみる 平成二十二年十二月三十日 4 スーパーもデパートも、人、人、人... もっと見る
- はじめから台本通りの決着 まことの復活ただいのるのみ 平成二十二年十二月二十八日 3 予想通りというか、台本通りという... もっと見る
