天徳乃東風さん
のうた一覧
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君がため長長し夜をしのぶれど海邊の道にまつのみぞなる
令和三年一月三十一日
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久方の 雨に滴る 濡れ瓦 げに四百年の 時ぞ經つらん
平成二十七年八月三十一日
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大和人 突撃しつつ 球運べ 米薩蘇南非 何するものぞ
平成二十七年八月二十四日
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あつき夏 やうやう終はり 近づきて 涼しき雨と 竹刀ふりけり
平成二十七年八月二十三日
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蝉時雨 水跳ねの音 甲子園 職場のテレビで 流し見るなり
平成二十七年八月十三日
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時を經て 陸戰の日々 思ひつつ 竹刀を振りて 日々平和なり
平成二十七年八月十日
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夏が来て秋迫りくる 鳴り響く蝉のやうやう弱りもぞする
平成二十七年八月九日
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雲ありて あきぬくもりぬ 繰り返し戀ふみだせず 月の流るる
平成二十七年八月九日
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敷島の 大和の國の 魂よ いざ見守れよ 己が末葉を
平成二十七年八月七日
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河流る清けの瀬見し蝉時雨東陽水平朝ぞ涼しき
平成二十七年七月二十三日
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ぬばたまの闇に影さす停車場の雨に滴るまつ人を認むる
平成二十七年七月十六日
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暗ければ ことごと見えじ 今上ぐれ 玉垣の外の 君をぞ見たき
平成二十七年六月十五日
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つとめてに早く起きてば花咲かじあと一刻も寢なば咲けらむ
平成二十七年三月十八日
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はたらける机の紙と戰へば降る雨もみず音を聞きたる
平成二十七年二月二十二日
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烏羽玉の夢にも見えし妹の髪夜に映ゆ黒の流れなりけり
平成二十七年二月十八日
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ありきつつ夜雪を眺めしんしんとまだ降らざなる故郷を想ふ
平成二十七年二月十五日
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酒屋出づ夜もすがら飮み朝ぼらけ有明の月見て酒を思ふ
平成二十七年二月十四日
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千早振る神武の御代よ春草のめづらしき時今上の御代
平成二十七年二月十一日
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風吹けば舞ひぬ流れぬ桜花吉野の里に降れる雪かも
平成二十七年二月十日
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雪はやみ積もらば積もれ積もらねば黒き白きとまさなかりけり
平成二十七年二月九日
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