武谷有人さん
のうた一覧
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天国のドアを叩くと「入ってます」 なすすべもなく家路につく春
平成二十一年三月十四日
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帰る場所があることはよいことです...
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自らの構造改革諦めて 外部要因に賭ける僕はチキン
平成二十一年三月八日
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古めいた虫食いだらけの本の中 レゾンデートル探してる君
平成二十一年三月一日
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なんとなく辛くなったら公園で すべり台の上からヒコーキを飛ばす
平成二十一年二月二十四日
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手のひらであらゆることを知る男 たまに自分の足を忘れる
平成二十一年二月二十四日
3
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自らを微分する術知りませんか 会いに行きたいあの本の中へ
平成二十一年二月二十一日
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高野文子の『黄色い本』を読んで。
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幽霊がいるって信じてた夕暮れ いつしか忘れたあのトワイライト
平成二十一年二月十六日
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夕方のチャイムが鳴ったらそこから...
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スペースデブリ片付けてくれるヒーローの 登場まであと七十余年
平成二十一年二月十四日
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プラネテス大好きです。
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相対的にしか判断できないこの世界で とにかくこの好きだけは絶対
平成二十一年二月十三日
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いまはまだその時期じゃないとか言って いつのまにやら暮れゆく人生
平成二十一年二月十三日
1
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おみくじを三回続けてひいてみる いいのが出たらあなたにあげる
平成二十一年一月十八日
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心とは正反対に動く口 鏡の国ならよかったのにね
平成二十一年一月十七日
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思い出す幾年月の記憶たち 封印解きし開かずの押入れ
平成二十一年一月十一日
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どうかふとももをつねるのはやめて いつかのどこかの誰かのように
平成二十一年一月九日
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月明かりほのかに照らす君の部屋カーテンはなくもう君もいない
平成二十年十二月三十一日
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ハイボールからりからりと飲みながら静けさに泣く君のいない日
平成二十年十二月二十八日
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昨年はお世話になりと書くけれど一度も会ってなかったりして
平成二十年十二月二十八日
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年賀状を書いていて。
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すばらしい日々だと叫んだカラオケで嘘をつけない自分に気付く
平成二十年十二月二十八日
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ユニコーンの「すばらしい日々」が...
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