ぷよよんさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- このへやの温度をおびた水のつぶ 屈折している光の速さで 平成二十一年一月二十二日 5 もっと見る
- です ます の用法ひとつ足しておく 微妙に遠い空気のおんど 平成二十一年一月二十二日 3 もっと見る
- 行間の隙間だとか末尾とか一人称とか 無意識に追う 平成二十一年一月二十二日 4 もっと見る
- 大丈夫 二秒と少しだったから三秒以内はないことにする 平成二十一年一月二十二日 4 もっと見る
- さみどりのたぎりをこらえきみはくる 春告草のかほりをかかえ 平成二十一年一月二十一日 4 春告草は梅 もっと見る
- 双丘をすべってあそぶ男の子 星の砂なら両手にあげる 平成二十一年一月二十一日 5 もっと見る
- みのむしのをんなになりてきみを待つ 童女のままで ゆらりゆらゆら 平成二十一年一月二十一日 7 みのむしはみの蛾のメスです 飛... もっと見る
- 水道の塩基の水ではだめなんだ あなたの液で流して鱗粉 平成二十一年一月二十一日 4 もっと見る
- けがれなき絨毯ましろしふみゆけば 笑うがごとくきゅるきゅと声 平成二十一年一月二十一日 3 もっと見る
- はるいろも新色カラーもつけないもん 素顔のあたし好きって言って 平成二十一年一月二十日 3 もっと見る
- 大寒の凍みいる夜に透き通るオリオンの星 指でなぞる 平成二十一年一月二十日 2 もっと見る
- 傘たたくやさしい雨のしらべにはあなたの嘘もとけてるようで 平成二十一年一月二十日 3 もっと見る
- 薄桃の音をまとったこの雨は小瓶の中でやさしく笑ふ 平成二十一年一月二十日 5 もっと見る
- 曲線をもってうまれてよかったとチーズケーキの甘酸っぱさで 平成二十一年一月二十日 4 もっと見る
- 脳内をおかされている手触りに おねがい ほしいの あなたの あれ 平成二十一年一月十八日 3 もっと見る
- 白粉にわが身の哀しみ封じ込め筆にのせたる椿の朱色 平成二十一年一月十八日 5 もっと見る
- きみのないこの空間にたちおりて知らない空気吸おうとしている 平成二十一年一月十八日 4 もっと見る
- けふと言うあまさからさ混ぜこんで煮込んだポトフ 食卓に出す 平成二十一年一月十八日 3 もっと見る
- 薄皮がなかなか剥けぬ玉ねぎを無理やりはがす 涙腺 いたい 平成二十一年一月十八日 5 もっと見る
- 夜の歌きかせてほしい耳元で ミナミの夜はきっとやさしい 平成二十一年一月十七日 4 もっと見る
