ゆりさん
のうた一覧
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年明けて再びまわる渦の中ひとりボンヤリ取り残されて
平成二十七年一月十一日
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あの雲に寄添われつつ散歩道つのる思いをかぞえて歩く
平成二十七年一月十一日
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あの雲に寄添われつつあるく道想いはつのり一月を行く
平成二十七年一月十一日
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午後二時に二月が来ると洗濯をゆらして風の便りが届く
平成二十七年一月十一日
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青空にはけでささっと白い筋傍らに居るよと声がする
平成二十七年一月五日
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青空にはけでささっと白い筋天使の書いた今日の作品
平成二十七年一月五日
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いいんだよココロに羽がはえたなら飛んでお行き見守っているよ
平成二十七年一月五日
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今年もねメジロが来たよ山茶花に母もどこかで眺めてるかな
平成二十七年一月四日
5
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今年もねメジロが来たよチイチイとあなたを探し枝を渡るよ
平成二十七年一月四日
4
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牛乳びんの底に住むあれからはわざとメガネは探さないのよ
平成二十七年一月四日
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つぶやきをたくさん集めて床に敷き牛乳びんの底でうとうと
平成二十七年一月四日
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北風がひゅうと私を追い越した商店街はますます老いて
平成二十七年一月三日
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常識なんてあいまいでたくさんの「普通」が街に渦巻いてる
平成二十七年一月三日
3
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常識なんてあいまいでいろとりどりでいいかげん私もふくめ
平成二十七年一月三日
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ベランダで目を閉じ風を受けて立ち水平線を飛ぶ鳥になる
平成二十六年十二月二十八日
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曲がり角いつもいきなり現れる戸惑いつつも進むしかない
平成二十六年十二月二十七日
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静かに過ぎるイブの夜わがままな遠い日のあかり赤や緑に
平成二十六年十二月二十七日
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静かに過ぎるイブの夜暖かく誰の時計も過ぎますように
平成二十六年十二月二十七日
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