ゆりさん
のうた一覧
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澄み渡る空に手紙を飛ばしますベランダ経由西の国ゆき
平成二十七年四月十五日
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ベランダから風にのせて…
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花曇り黄色鮮やかチューリップサヨナラだけどずっと見てたよ
平成二十七年四月二十日
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短い季節だけどずっと見ていたよと...
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電線をつたいぽとりとなみだ粒空見上げれば安らぎの雨
平成二十七年六月二十九日
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あまりにもよどみがなくて美しく正しいことばに縮みゆく我
平成二十七年八月十八日
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身が引き締まるとともに胸が痛くて...
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巻き戻しボタンは無いので雨がやみ風が止まった世界がすきです
平成二十八年五月十日
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バスの窓ずっと見てるよ大丈夫振り向くキミがちいさくなるまで
平成二十八年五月十八日
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ここにいるからだいじょうぶだよ
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雲間から ほんのり水色 かみさまが 何かお許し くれたよな午後
平成二十八年八月二日
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灰色の空のはじっこに水色が顔を出...
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あやまろう 誰にでもいい とりあえず 鏡につぶやく ごめんなさいね
平成二十八年八月八日
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日常のひとコマ…
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おつかいの帰りに気づくわれわれは 雨の輪っかに包囲されてる
平成二十八年九月二十一日
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水たまりに雨の輪がたくさんありま...
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傘の花駅へと向かう人波に まるいリボンをつけて見送る
平成二十八年九月二十一日
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いってらっしゃい、気を付けて
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かえり道やがて団子にかたまって 笑いくずれる女子中学生
平成二十八年十一月十五日
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オレンジ色のかえり道
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静かに過ぎるイブの夜暖かく誰の時計も過ぎますように
平成二十六年十二月二十七日
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今年もねメジロが来たよ山茶花に母もどこかで眺めてるかな
平成二十七年一月四日
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午後二時に二月が来ると洗濯をゆらして風の便りが届く
平成二十七年一月十一日
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旅立ちを決めた小鳥は軽々と踵返して街に溶けてく
平成二十七年一月十三日
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じゃあまたね歩き出す背は晴れ晴れといつの間にやら羽を生やして
平成二十七年一月十三日
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笑ってよ旅立ちの日に言う君のその瞳もポロリ涙色
平成二十七年一月十三日
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鼻先に母の気配の風吹いてうぐいすぱんを求めて帰る
平成二十七年一月二十三日
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まだまだ寒いですが、どことなく春...
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春浅く午後二時早々店じまい朱色の木瓜は明かりを灯す
平成二十七年一月二十八日
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いつもの静かな商店街にて…
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風邪ひきの地下鉄の中ガチャガチャのケースの中に入って居たい
平成二十七年一月三十日
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この季節、仕方ないですよね、せめ...
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