ゆりさん
のうた一覧
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はるがすみ記憶と今とあやふやに母がいた午後母いない午後
平成二十七年三月十六日
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今日は朝から春霞が出ていました。...
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春風に母への想いはらはらと花びらは散る言葉にかわり
平成二十七年三月二十三日
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言葉にならない想いを花びらは知っ...
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一列に歩く黄色と桃色のいのちつつんだ帽子がゆれる
平成二十七年四月二十七日
9
保育園児が列になり歩いてゆきます...
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熱風の吹く商店街アジサイはおそるおそるとあたりうかがう
平成二十七年五月八日
9
あまりの暑さに咲き出したアジサイ...
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またねって書いてあったねだからまだ君の名前の着信を待つ
平成二十七年五月十九日
9
…また話したい気持ちは一方通行な...
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あさかぜが身体吹きぬけ深呼吸こころの重さ散り消えてゆく
平成二十七年六月十一日
9
朝の風にあたると気持ちが拭われた...
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雨続き湿度は重くやさしくて梅雨が身体をたぷりうるおす
平成二十七年七月八日
9
雨の日が続きます…
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梅雨晴れのコントラストに顔しかめ笑ったみたいな地下鉄出口
平成二十七年七月十三日
9
暑い朝、地下鉄出口にて。
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ここが昔バラ苑だったと知る人はいまはお空の花園に住む
平成二十八年四月二十五日
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お久しぶりです。もうすぐバラの咲...
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バス停を動けないんだあのバスのキミがさびしくならないように
平成二十八年五月十八日
9
いってらっしゃいきをつけてね
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しあわせと感謝を思い出しなさいいましめるよう私に雨ふる
平成二十八年六月二十一日
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雨のなか そこだけ涼しい 風が吹く 白いブラウス みずいろの傘
平成二十八年八月二日
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雨の中を颯爽と歩く女の子が素敵で...
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すみれいろ隅にいち輪生けてあるその空間は愛されている
平成二十七年二月十七日
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お店の片隅に心配りが…
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川沿いに春のかたまり動いてくヘルパーさんとおばあさんたち
平成二十七年三月十二日
8
晴れの日には、近くのホームからお...
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塀沿いにいまだ香らぬ沈丁花キジバトぽつり途方にくれて
平成二十七年三月二十七日
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本当は香っているのかもしれません...
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連休の熱冷めやらぬ谷間の日さざめき跳ねる登校の列
平成二十七年四月三十日
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子供たちみんなにとって楽しいGW...
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バスがスキ飛び去る景色思い出を知らない街の路地に重ねて
平成二十七年五月十九日
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ぼんやりと乗るバスが好きです。
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うす墨を流して時を止めた梅雨ここは何処だかいつの私か
平成二十七年六月十八日
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静かな梅雨の日は時間の感覚が無く...
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年明けて再びまわる渦の中ひとりボンヤリ取り残されて
平成二十七年一月十一日
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すずめたち胸膨らまし風受けるちさき世界で春を待ってる
平成二十七年一月十六日
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