ナガセリュウさん
のうた一覧
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仕送りを頼んでないのにしてくれてありがたいけど着払いかよ
平成二十六年十二月三十日
2
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満天に浮かぶピンホールカメラに映らぬ速度で僕達はゆく
平成二十六年十二月三十日
2
題詠「星」
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街じゅうが無音になって思い出のあなたとムーンリバーを渡る
平成二十六年十二月三十日
2
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雨音が路上に残す割れ鏡の中にだけある冬の青空
平成二十六年十二月二十七日
6
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都会では多くは見えぬ星の数くらいにはある正しさの種類
平成二十六年十二月二十五日
8
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特売のチキンが売り切れたら僕のチキンハートもさあ召し上がれ
平成二十六年十二月二十五日
2
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青だけが落っこちてきた空でわたしの声は月まで届く
平成二十六年十二月二十五日
3
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はいいろの街踏みしめて明日へと東の空のオリオンよ跳べ
平成二十六年十二月二十五日
6
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おちてゆく涙の数でうしなった未来の価値を計ろうとする
平成二十六年十二月二十四日
4
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思い出にばかり綺麗な雪が降り積もれど消えぬ吾の足跡
平成二十六年十二月二十四日
3
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なまぬるい息と冷たい指先でタッチパネルは誤作動をする
平成二十六年十二月二十三日
4
女性の吐息と冷たい指ならきっと俺...
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あたたかな光ともしてすれ違うテールランプのついたソリ達
平成二十六年十二月二十三日
3
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さむいつらいだるいさびしいもう消えたいそれか和風ハンバーグ食べたい
平成二十六年十二月二十三日
2
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四十まで独り身ならば結婚と誓いしひとより来る招待状
平成二十六年十二月十九日
5
おめでとう。
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イケメンのサンタクロースがあらわれてあの娘の心をうばっていった
平成二十六年十二月十九日
3
しょうがない。
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白い息を湯気にまじらせ溶かしきりかわりに黒い珈琲注ぐ
平成二十六年十二月十九日
3
眠い……
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特別な夜にと想い人が言い誰に会うのかラメ入りの爪
平成二十六年十二月十六日
6
『特別 』と『ラメ 』の二つとも...
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「あなた何考えてるかわからない」とくになんにも考えてません
平成二十六年十二月十六日
4
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二、三日前にみつけた流星が木のてっぺんで輝いてます
平成二十六年十二月十六日
5
題詠「クリスマス」
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息をするように嘘吐くこの口が君のそばには居られぬと云い
平成二十六年十二月十六日
4
もう5年か(笑)
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