栞さん
のうた一覧
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暗闇と静寂がこわいおとなたち夜な夜な集い飲んで騒いで
平成二十一年四月五日
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失ってやっと季節が一巡り去年の今日もきみはなかった
平成二十一年四月六日
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健やかな春の陽射しは残酷に我の弱さを露わにしてゆく
平成二十一年四月六日
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寝たふりをするんじゃないと太陽が日々強さ増しわたしを照らす
平成二十一年四月八日
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耳以外曲線でできた猫を抱き尖った心もまるくなりゆく
平成二十一年四月九日
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明るさを増すほど不安は膨れゆき影黒々と足元に落つ
平成二十一年四月十五日
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きみのこと独り占めしたい衝動に愛か欲かもわからず啼いた
平成二十一年四月十五日
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空っぽの心はいよいよ冷えてゆく零れる涙に熱を奪われ
平成二十一年四月十七日
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目玉焼き焼くのがこんなにうれしくてあなたの嫁になるしかないかも
平成二十一年四月十八日
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この一年なかったことにしてみたく十二センチの髪の毛を切る
平成二十一年四月二十一日
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太陽のひかりの強さに呼応して草木はまっすぐ色を発する
平成二十一年四月二十三日
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しゅわしゅわと涼やかな音立てているサイダーの泡みたいな「好きだよ」
平成二十一年四月二十五日
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雨音で聞こえなかったふりをしたきみの溜め息 心に落ちた
平成二十一年五月九日
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人間の身勝手により悪者にされてしまった雨 泣くように降る
平成二十一年五月九日
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つらくてもきみがしあわせならいいよ なんて口が裂けても言えない
平成二十一年五月十一日
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夕暮れの窓辺でちりり、と風鈴を鳴らした風がきみを撫でてる
平成二十一年五月十二日
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太陽を青色で描いたあの頃の自由をいつしか失くしてしまった
平成二十一年五月十四日
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雨の日の窓硝子越しの風景のように滲んだきみとの関係
平成二十一年五月十五日
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ひとりではないことくらい知っている だけど孤独がわたしに棲んでる
平成二十一年五月二十六日
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寝返りをくり返す我をあやすよう 胸元にそっと潜り込む猫
平成二十一年五月二十八日
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