ふみまろさん
のうた一覧
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夕焼けに抱かれし町の屋根ひくく昭和のままのたばこ店きゆ
平成二十一年五月三十一日
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いつもなら顔文字つきのおはようが息をともなう もう行かなくちゃ
平成二十一年六月十四日
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その壁は取り除かれてまっすぐな風を受けてる背中のあたり
平成二十一年六月十四日
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置いていった小さいダイヤのある指輪 外れて今は空洞のこす
平成二十一年六月十四日
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朝日湯はお隣だった豆腐屋の水が昭和の陽射しにゆらぐ
平成二十一年六月二十一日
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電線にはなれて二羽の鳩がいる そろそろメールが来る頃だろう
平成二十一年六月二十一日
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キャンドルは夜空を焦がし暗闇に漂うだけのセヴンスコード
平成二十一年六月二十四日
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ワイシャツとビールの街を逃げ出して工業地帯のオレンジを追う
平成二十一年六月二十四日
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はじけ飛ぶアフロディーテの誘惑はとまどいさえも見せぬその薔薇
平成二十一年七月一日
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羽二重のごとくにわれて七夕のあかとき早むきぬぎぬの雲
平成二十一年七月七日
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残酷なかたちの西瓜食らいつつサイレンを聞く 敗戦の日に
平成二十一年七月七日
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蒼天の飛行機雲がまぎれゆく ふたりの夏の記憶のように
平成二十一年七月十二日
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「明日からは」続きを言わぬ唇がみじかい夜にひからびてゆく
平成二十一年七月十八日
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ぜんぶおれにまかせてきみはてのひらの蛍のようにまぶたをとじる
平成二十一年七月二十一日
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くらやみに影がうまれた オレンジに濡れるふたりでひとつの影が
平成二十一年七月二十一日
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見上ぐれば大輪花火かなしみは昨日の河に流してしまえ
平成二十一年七月二十六日
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からっぽのバケツのような青空に響くプロペラ、きみ飛んでこい
平成二十一年八月八日
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年に一度君が生まれし日に贈る文は届くや北の果てまで
平成二十一年一月四日
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君が歌は我に賜ひし相聞とかつてに慕ひかつてに眠る
平成二十一年一月六日
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夜をなべて三十一文字は綴れどもやっぱり勝てぬ妻の一文字
平成二十一年一月六日
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