ふみまろさん
のうた一覧
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草笛が響く街角 老人は恍惚として小銭を数ふ
平成二十一年九月十五日
3
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風船を配る笑顔でここに来て僕の涙を拭いてくれませんか
平成二十一年八月四日
4
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今という過去を紡いで生きている 未来の僕よ、笑ってますか
平成二十一年八月四日
5
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見上ぐれば大輪花火かなしみは昨日の河に流してしまえ
平成二十一年七月二十六日
2
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泣けとばかり眼鏡を濡らすおでん屋の湯気もろともに一日を呑む
平成二十一年七月二十六日
4
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残酷なかたちの西瓜食らいつつサイレンを聞く 敗戦の日に
平成二十一年七月七日
2
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住之江の岸に寄る波ゴミだらけ 確かに悲しい色をしている
平成二十一年七月二日
6
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平坦な道に飽きたら壁がある そのようにして階段をのぼる
平成二十一年七月二日
1
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朝日湯はお隣だった豆腐屋の水が昭和の陽射しにゆらぐ
平成二十一年六月二十一日
2
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マイナスの顔を隠してわらってるピエロはいつもプラスの目でさ
平成二十一年六月六日
1
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水脈はここからはじまる垂直に僕の言葉につきささる雨
平成二十一年六月三日
3
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夕焼けに抱かれし町の屋根ひくく昭和のままのたばこ店きゆ
平成二十一年五月三十一日
2
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誰がために編まれしものか朝冷えの地蔵堂には毛糸の帽子
平成二十一年五月三十一日
3
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厚紙の切符あつめしアルバムの「幸福駅」はうらみのようで
平成二十一年五月三十日
1
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白き闇ゆくぬばたまの流星を追いかけてまだ眠れぬ夜を
平成二十一年五月十五日
1
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不覚にもさめてしまった五時半の電気ポットにきじばとが鳴く
平成二十一年五月十三日
2
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アユタヤの首なき仏ほほえみて無常の風にほどけゆくなり
平成二十一年五月八日
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災いは人の真似してビールなぞ飲んで死したる吾輩のこと
平成二十一年五月七日
1
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カルヴェロがまなこ閉じるも踊り子は幕下りるまで泣いてはならぬ
平成二十一年五月七日
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マイナスの二次関数のてっぺんで僕らは踊るつかの間の夏至
平成二十一年三月九日
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