矢車菊さん
のうた一覧
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朝食があたたかいとか 夕焼けがうつくしいとか そんなしあわせ
平成二十八年一月十三日
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そんなありふれた幸せを感じて生き...
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知っていたはずだったのに サヨナラは突然やってくるものだって
平成二十八年九月十八日
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やっぱり、なかなか気持ちの整理が...
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キンモクセイの花香るごと幸せは咲きつつもなほこぼれゆくもの
平成二十八年九月二十四日
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幸せは儚いものだから、ひとつひと...
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てのひらを重ねるやうなたしかさで深まる秋をきみと歩まむ
平成二十八年九月三十日
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秋が深まっていきますね。
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風と風ふれあふやうに過ぎてゆく日常といふ無色透明
平成二十八年九月三十日
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何気ない一日、その積み重ねが大切...
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どうしてもログインできない夜のように何度やっても何かがちがう
平成二十九年六月十二日
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何かうまくいかない時というのはど...
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誰がために歌うのだらう うたびとは皆みづからが一行の詩
平成三十年三月二十二日
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日々は一行詩のように。
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春染める絵の具やさしく水に溶く 名もなき涙の水彩画です
平成三十年三月二十八日
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春は水彩画のように、潤んで見える...
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てのひらに切手のごとくさくら触れてきみに手紙を書こうと思う
平成三十年四月七日
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先週、桜が散っていく頃、ふと友人...
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チューリップ、と軽く発音するように もう一度だけあなたにキスを
平成三十年四月十八日
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庭のチューリップがはらはらと壊れ...
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つばさから羽根を抜いては織り込んだ歌はわたしの小さな秘密
平成二十七年一月二十一日
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歌ひとつずつが、想いをのせた小さ...
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この晴れた空が好きだと言ったとき涙も青く染まる気がした
平成二十七年一月二十三日
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本当の気持ちは言えないままだけれ...
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鍵盤にふれることとは君想うこころにそっと手を置くごとし
平成二十七年三月三日
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音楽に親しむようにきみを感じてい...
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花は咲く 思い出しつつ忘れゆく何かを追って また散ってゆく
平成二十七年四月十四日
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思い出は、蘇りつつ、遠のくごとし...
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ゆっくりとあしあと残すあの人を追いかけていくぼくも春風
平成二十七年四月二十日
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以前よりゆっくりしたペースながら...
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空想と事実の淡い境目でうたに親しむことばのあそび
平成二十七年四月二十五日
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みなさま作歌されるときは、全部真...
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ぼくたちのこころの距離が広がってゆくほどなぜかきれいな空だ
平成二十七年四月二十五日
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すれ違うさびしさで見上げる空は、...
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飛ぶための羽根をもつより 詠むための万の言の葉もつほうがいい
平成二十七年五月十九日
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翼があれば、なんてつい言ってしま...
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囁きが初夏の風へと変わるいま 振り向かないと決めていたのに
平成二十七年五月二十七日
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一人で生きていこうとすることは、...
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ぼくたちの淡き輪郭すこしずつたしかなものにするための雨
平成二十七年六月九日
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雨の音を聞きながら、過ごす。
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