己利善慮鬼さん
のうた一覧
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あまりにも青春だろう擦れ違い愛され方を知らず僕等は
平成三十年五月十日
4
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幸せはなんでもない日に買うケーキ今だけお姫さまの気分で
平成三十年五月十日
2
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青空にインドカレーがよく似合うかなり辛めで食べた初恋
平成三十年五月十日
6
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「いらっしゃいませ」と失恋横丁で獺祭の瓶がごろりと光る
平成三十年五月九日
4
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ラブコメの主人公にはなれなくて、あーあ、今夜も月が綺麗だ
平成三十年五月八日
5
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幾千の淋しい歌があるだろう擦れ違うことも歌にして、君
平成三十年五月八日
7
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この恋はきっと世界に数多ある恋の上澄みみたいな恋だ
平成三十年五月八日
2
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よく焼いた餃子が好きと言ってみた君が料理に慣れていなくて
平成三十年五月七日
7
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ごまわさびポン酢僕らの食卓の最後はいつも冷凍うどん
平成三十年五月七日
3
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恋はいつも数ある春の一つにてまた来ることを問うべくもなし
平成三十年五月七日
8
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吹き渡る風よ神話となるがいい僕らの恋を永遠にして
平成三十年五月七日
4
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僕たちの最後の熱を奪うのは春を何処かへ運び去る風
平成三十年五月七日
3
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悲しみを注ぐ心は深く澄みて祭りの後の金魚が泳ぐ
平成三十年四月十七日
7
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カーテンを光が越えてくるときに薄く色付くような愛しさ
平成三十年四月七日
5
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変わらない想い貴方が星になりそっと輝き始めた夜の
平成三十年四月六日
5
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サヨナラは同じ速度で往くけれど僕たちの知る雲は離れて
平成三十年三月二十九日
6
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おはようの形に空を切り取った朝は誰かの優しい目覚め
平成三十年三月二十六日
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サヨナラのための言葉を集めてる桜の花を集めるように
平成三十年三月二十六日
5
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悉く花に言葉があるように恋に言葉を付けてしまおう
平成三十年三月二十六日
5
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明日には散らねばならぬ花があり咲かねばならぬ蕾があった
平成三十年三月二十六日
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