己利善慮鬼さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 風巣立ち桜は萌み川は往く季節は今ぞ旅立ちの時 平成二十八年三月二十二日 2 もっと見る
- お前には強く生きろと言いながら陰で涙を拭く春の雛 平成二十八年三月二十二日 1 もっと見る
- 爺ちゃんの戸棚の奥で眠ってるスマートフォンが珍しいのさ 平成二十八年三月二十二日 1 もっと見る
- 気怠げに午後の光を飲み込んで目覚めることの甘き背徳 平成二十八年三月二十二日 1 もっと見る
- 鼻づまり喉の痛みに口渇く楽器吹くのが春はつらいよ 平成二十八年三月十六日 2 もっと見る
- 二度三度雨粒食べて思い出す少年時代泥草蛙 平成二十八年三月十四日 4 もっと見る
- 焼きたてのトースト齧り走り出す季節はいつも恋の始まり 平成二十八年三月十四日 4 もっと見る
- 盗人の凱歌を聴きし蝙蝠が酒甕の月に落ちてゆく夜 平成二十八年三月十二日 3 もっと見る
- 雪積もる富士の麓の湖畔にて読みし文庫の白きページよ 平成二十八年三月十一日 3 もっと見る
- 雨粒を噛み砕いても晴れ間なき日々に隔てし君の横顔 平成二十八年三月九日 0 もっと見る
- 息止めて開くドアから踏み出せば駅のホームに春が来ている 平成二十八年三月八日 6 もっと見る
- 冷房の効きし電車の吊革よお前も春を感じているか 平成二十八年三月八日 5 もっと見る
- 時刻む剣輪廻の発条を巻いて出逢いを待ち倦む人 平成二十八年三月七日 3 もっと見る
- 方舟は希望を乗せて抜錨す航路は遥か時の彼方へ 平成二十八年三月七日 4 もっと見る
- 夜霧立つ富士の麓の湯殿にはひいふうみいと星数う人 平成二十八年三月三日 6 もっと見る
- 寒々と胴も緑の枯れ桜幾年を待つ枝ぞ寂しき 平成二十八年二月二十九日 3 もっと見る
- 言の葉は心を結ぶ絲でした戀に焦がれて告げるいとしさ 平成二十八年二月二十八日 4 もっと見る
- 刃毀れのナイフのような恋でした傷付け合ってギラリと光る 平成二十八年二月二十八日 3 もっと見る
- ちょっとだけ変えた髪型見せつけてそれでも何も言わない君は 平成二十八年二月二十八日 3 もっと見る
- 星粒を握り潰して見る夢は月にかなわぬ雲の幻 平成二十八年二月二十七日 3 もっと見る
