己利善慮鬼さん
のうた一覧
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墨に消ゆ言の葉替へは墨染めの夕べに融けて文と知らなむ
平成二十七年十一月三日
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ざんばらに畳み置かれたセーターの匂いを見てはふんわりとする
平成二十七年十一月十一日
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白樺の皮を剥がして遊ぶ子が今は哀しき枯れ屋の主
平成二十七年十二月五日
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朧月椿ささめき名残雪紅に染めよと落ち滾つかも
平成二十八年一月十三日
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チョコさえも溶けるくらいに暖かきバレンタインと春の青空
平成二十八年二月十八日
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君が為心を樹てし若人は春も赤子の花と散るなり
平成二十八年二月二十七日
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気怠げに午後の光を飲み込んで目覚めることの甘き背徳
平成二十八年三月二十二日
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爺ちゃんの戸棚の奥で眠ってるスマートフォンが珍しいのさ
平成二十八年三月二十二日
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お前には強く生きろと言いながら陰で涙を拭く春の雛
平成二十八年三月二十二日
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不貞寝して後輩たちの卒業を風の便りに聞き返す春
平成二十八年三月二十八日
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磨かれし鋼ぞ玉の美しさよ断頭台と爽やかな風
平成二十八年三月三十日
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ちょっとだけ道を外れて寝転んで見上げた空に星が踊った
平成二十八年四月二日
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春風に思い出すのは僕がそうまだ初恋の中にいること
平成二十八年四月十二日
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君に捧ぐこの身が剣研けとや夕緋は今日も髪留めの色
平成二十八年五月十六日
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陽の道に足跡つける蟇池はどっちじゃ乾いてならぬ
平成二十八年五月二十二日
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ふとすれば夜が手招きする窓辺蛍光灯の光新し
平成二十八年五月二十四日
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夏祭り黄色い浴衣青いシュシュ金魚を下げた僕の向日葵
平成二十八年六月二十一日
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若き血に燃ゆるが如き恋すれば三田の丘なる雲の一筋
平成二十八年七月六日
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片隅のチョークの粉に目をやってそうだお前も俺と同じだ
平成二十八年七月六日
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初恋を食い尽くすような恋をして傷は深まる初恋のように
平成二十八年十二月二十九日
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