己利善慮鬼さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 抽斗の手垢だらけの玩具にも美しき日が息衝いている 平成二十八年三月二十七日 7 もっと見る
- 風巣立ち桜は萌み川は往く季節は今ぞ旅立ちの時 平成二十八年三月二十二日 2 もっと見る
- 爺ちゃんの戸棚の奥で眠ってるスマートフォンが珍しいのさ 平成二十八年三月二十二日 1 もっと見る
- 気怠げに午後の光を飲み込んで目覚めることの甘き背徳 平成二十八年三月二十二日 1 もっと見る
- 鼻づまり喉の痛みに口渇く楽器吹くのが春はつらいよ 平成二十八年三月十六日 2 もっと見る
- 二度三度雨粒食べて思い出す少年時代泥草蛙 平成二十八年三月十四日 4 もっと見る
- 盗人の凱歌を聴きし蝙蝠が酒甕の月に落ちてゆく夜 平成二十八年三月十二日 3 もっと見る
- 雪積もる富士の麓の湖畔にて読みし文庫の白きページよ 平成二十八年三月十一日 3 もっと見る
- 息止めて開くドアから踏み出せば駅のホームに春が来ている 平成二十八年三月八日 6 もっと見る
- 冷房の効きし電車の吊革よお前も春を感じているか 平成二十八年三月八日 5 もっと見る
- 方舟は希望を乗せて抜錨す航路は遥か時の彼方へ 平成二十八年三月七日 4 もっと見る
- 夜霧立つ富士の麓の湯殿にはひいふうみいと星数う人 平成二十八年三月三日 6 もっと見る
- 君が為心を樹てし若人は春も赤子の花と散るなり 平成二十八年二月二十七日 1 もっと見る
- 窓叩く風より他に来る人も無きが真の家と在るべし 平成二十八年二月二十七日 3 もっと見る
- 遠すぎて帰り道さえ分からない旅の行方は故郷の風 平成二十八年二月二十六日 3 もっと見る
- 団子屋の香り芳ばし故郷の駅のベンチで特急を待つ 平成二十八年二月二十六日 14 もっと見る
- 懐かしのドクターペッパー空にして見上げる星は炭酸の泡 平成二十八年二月二十五日 5 もっと見る
- でっぷりと肥りし鳩を追いかけていつになったら飛ぶのだろうか 平成二十八年二月二十五日 2 もっと見る
- 黒猫よお前はいつも其処にいる誰も歩まぬ道路の上に 平成二十八年二月二十四日 6 もっと見る
- 犬を連れ公園に来し老人が犬に引かれて駆けずっている 平成二十八年二月二十四日 2 もっと見る
