淡 深波さん
のうた一覧
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八十余り一桝の世に飛角玉金銀桂香歩さへいとほし
平成二十六年十一月三日
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雨しげき朝の庭は黒土と何をとも知らぬ花の匂ひよ
平成二十六年十一月二日
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花のみの桜ならずも 葉桜のうるはしく樹つ下に眠れり
平成二十六年十一月二日
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雨の音を吸ひ込みながら深けてゆく夜闇に己が命かなしも
平成二十六年十一月二日
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世界の色染め深め打つ雨は百千の音にて楽ぶなりけり
平成二十六年十一月二日
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傘に縋り縮み俯き四つ辻を路面に鈍き青見て渡る
平成二十六年十一月一日
3
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壁掛けの暦はいまだ弥生なり浪人生が起き臥しの室
平成二十六年十一月一日
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閨の窓べ千切れて爆ずる雨を聞く我が背に遠く歌ふ雨かも
平成二十六年十一月一日
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など今は降りなぬ雨よ 孤り身が人のさざめき紛らすべきに
平成二十六年十一月一日
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ボタン、と塗炭鳴るなり 振り向けばゆつくり落つる青梅ひとつ
平成二十六年十一月一日
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堕き身を憂ふればあやなみの寄せては返す溜息なるかも
平成二十六年十月三十一日
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雨は降る ただ汝のみぞ吾は恋ふる 小さき傘は庭に破れてをり
平成二十六年十月三十一日
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我れ独り己が手枕枕き寝つつ 光柔らに午後は溶けゆく
平成二十六年十月三十一日
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袖ふれし人はありやと梨の木の葉末にさやぐ風に問はまし
平成二十六年十月三十一日
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袖ふれて香ぞ立ち靡く さ少女の影は瞼の内に揺れたり
平成二十六年十月三十一日
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気炎では結局社会は変えられず ただ縁石に呪詛を吐いてる
平成二十六年十月三十一日
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汐留の潮風目にしみじみと瞑りて思ふ砂の昔日を
平成二十六年十月三十日
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サンダルの踵で雨を舞ひ散らし かゆくなりなんと苦笑ふ君
平成二十六年十月三十日
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祖母が庭にガレージ今は空々し 野べ吹く風のいたづらに過ぐ
平成二十六年十月三十日
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我が祖母が歳の数ほど包みける餃子は食へど食へど飽かぬかも
平成二十六年十月三十日
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