sweetsさん
のうた一覧
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桜萌ゆ 季節に我は旅立ちぬ長かりし冬を愛でるよう
平成二十七年四月十五日
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蕾萌ゆ 季節に胸は高鳴りし いつか桜は散ってしまえど
平成二十七年四月十五日
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オリオンを思い出す夜 ほらあれが詐欺師の作った新しい星
平成二十七年五月七日
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拒絶され、初めて楽になった 遅すぎた夕立
平成二十七年六月一日
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この部屋でこの寝具でかのように私を抱いた彼を忘れじ
平成二十七年六月一日
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人殺むる心、似て通ひしは彼の人を愛する我の行き場ない心
平成二十七年六月五日
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大丈夫、交通事故に遭ったと思う、もうすぐ短歌にだってできるし。
平成二十七年六月十三日
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こんなにも小さきひとであったかと忘れ去られたスニーカー
平成二十七年六月十九日
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手放せぬ思い沈めど十四夜はこんな夜でも照らしてしまう
平成二十七年六月二十一日
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心だけ置き去りにして走り出す 体はいつも正直なのに
平成二十七年六月二十一日
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心深き悲しみなればこそ君の心なき腕に抱かれたきて
平成二十七年七月十九日
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高まった吐息に窓が曇る朝「殺して」なんて言わないでほしい
平成二十八年七月十八日
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ピタピタと溜まっていく浴槽の音になんだか生かされている
平成二十八年七月十八日
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閉じられた雫の伝うシャッターに「さみしいです」と呟く夕方
平成二十八年七月十八日
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沢山のはながら、踏みつけられて散らばって香らないのが私、みたいね
平成二十八年七月十八日
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君にとって明けない夜が明けました。生きよう、そして窓を開けよう。
平成二十八年七月二十二日
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自分のこと、棚に上げて詰る貴方を背中からぶん殴りたい
平成二十七年三月十五日
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何もかもなかったことにしたのなら思い出さえも無くなるだろう
平成二十七年三月二十四日
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カラカラと汗の吹き出すミルクティー口の中は苦いばっかり
平成二十七年五月七日
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君ひとり、僕ひとりの切なさを負うには小さすぎる靴下
平成二十七年六月十九日
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