詠み人知らずさん
のうた一覧
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威勢よく幼い君を抱き上げた 「低い低い」が 好きだったよね
平成二十七年八月十七日
10
うちの子
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日曜の朝のドラゴンボールには 悲しいものが いっぱい見える
平成二十七年八月十六日
9
むかし、君たちと一緒にみていたよ...
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揺れるたび結露の落ちるクーラーの 地方鉄道 盆帰りの日
平成二十七年八月十三日
16
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わが家には帰ってこない盆休み 生きてる人も 死んでる人も
平成二十七年八月十一日
14
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いつの間に天使の子らに子ができて その子にもまた 子ができるのだ
平成二十七年八月八日
14
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母さんも負けてしまった婆ちゃんの 煮豆をいつか 再現するぞ
平成二十七年八月七日
17
婆ちゃんの以上の豆を食べたことが...
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家庭科の味噌汁サラダ目玉焼き ママの苦労が ちょっと分かった
平成二十七年八月六日
18
今も家庭科ってあるのでしょうか。...
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半身の動かぬ母が傾いて 座るベッドが 柔らかくあれ
平成二十七年八月五日
18
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甘えるなお前もウチの家族なら 欲しいと言うな 鰹ブシばかり
平成二十七年八月二日
27
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息してる君の隣のスペースに 片肘ついて 寝そべる幸よ
平成二十七年七月三十一日
24
猫を含む家族
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死んでから半年が経ち出てこない 父は小銭を 持っていたのだ
平成二十七年七月十九日
15
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ポテサラのほのぼの感に賛成だ だがお願いだ 山盛りは無理
平成二十七年七月十七日
14
嘘。わが家では誰も食べません。
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地下道で眠ったままで死んでゆく 見てみぬふりの あなたら全部
平成二十七年七月十三日
12
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人間は美しいけど醜くてでも可愛くて だからおもろい
平成二十七年七月八日
13
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強烈な食欲は胸と腹にある 隙間に愛を 埋められぬから
平成二十七年七月六日
14
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籠いっぱい買い物しても千円で 釣りがくるのは 菓子と肉なし
平成二十七年七月五日
11
まぢ
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窓を開け思いがけない涼風が お帰りなさい 赴任地の宿
平成二十七年七月三日
16
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のら猫が5歳になって喋ります ごはんごはーん うわぁかかけけけ
平成二十七年六月二十二日
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鳥を見るとへんてこな声を出します...
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書き出しは「ねぇ父さん」でいいでしょう 「お金ちょうだい」 完璧だよね
平成二十七年六月二十一日
10
いったことはないけれど
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悲しげなピアノが充ちる空間に 笑顔がひとつ 貼りついていた
平成二十七年六月二十日
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葬儀場の霊安室。その後、父と朝ま...
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