詠み人知らずさん
のうた一覧
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「別れて」と言わない女の強かさ 「分かってるでしょ」 無言の重さ
平成二十八年二月二十一日
20
女子はきょわい!
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いつになく長引く風邪の諸症状 なんなら恋の 病でもいい
平成二十八年二月二十日
18
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肩と胸 華奢なつくりが儚くて 触れないことに 決めざるを得ず
平成二十八年二月十九日
17
うちのは割としっかりとした肩なの...
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前方に威張るがごとく主張する 君のパーツに くらくらしそう
平成二十八年二月十九日
16
本当はくらくらしません。小さめが...
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恋人は声だけのひと遠くから 電波になって 飛んでくるのだ
平成二十八年二月十九日
21
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君の名が見えない夜の苦しさを 密かに抗議 してしまいます
平成二十八年二月十六日
16
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この店は旨いものしかありません ファンのあなたが 来てくれるから
平成二十八年二月十六日
22
美味しいと思ってほしいという欲求...
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文字だけの 君が愛する人たちに 嫉妬しそうな 春を待つ夜
平成二十八年二月十六日
24
似合わないけど恋のうた
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薬指 ある朝めっけ泣き黒子 きみが言うには 罪の刺青
平成二十八年二月十日
14
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理科室にぶら下がってる骸骨の 胸のあたりが まあるい感じ
平成二十八年二月一日
9
某歌人のお歌を記憶のままに
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ベランダに洗濯ものを干す係 小さな白い 靴を並べる
平成二十八年一月三十日
17
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体重だ熱量だって騒いでも 男子は苦手 痩せぎすの女子
平成二十八年一月二十四日
14
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明日の夜 超特急で君に会う 第一声は ほにゃららにする
平成二十八年一月二十二日
13
300キロ離れた人に会いに行きま...
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栗色の髪の深みの耳たぶの 白さに惹かれ ただただ見てた
平成二十八年一月二十二日
16
事実です
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半町の小路を抜けて桜井の 君は野菜を 煮ているだろう
平成二十八年一月十六日
13
住居を特定できそうな夢想の恋愛で...
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もう暮れる赤い校庭見下ろして 音楽室が 待ち合わせ場所
平成二十八年一月十一日
15
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年の瀬の新幹線の混み様は 浮き浮きしてる 君が待ってる
平成二十七年十二月三十日
14
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街角に貼られたビラに赤い文字 いちご大福 なんか仕合せ
平成二十七年十二月二十七日
14
古いふるいカレシと食べました
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前奏は静かに揺れる恋だった 間奏以下は 聞きたくもない
平成二十七年十二月二十三日
11
冷めてびっくり玉手箱
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旅先のホテルのバスの石鹸が ほわりと運ぶ 妻の香りを
平成二十七年十二月十六日
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