詠み人知らずさん
のうた一覧
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おばさんやおじさんなどと呼ぶなかれ 気力体力あっちも勝つよ
平成二十七年一月二十八日
8
あっち=そっち
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夜明けまえ家に帰るという人に「死ぬわ」と告げる半分本気
平成二十七年一月二十七日
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強引に腕を組んだらじわじわと胸に押し当てわたしの勝ちね
平成二十七年一月二十六日
11
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「好き」なんて口にせずとも分かるもの彼もわたしも目で喋るから
平成二十七年一月二十四日
18
恥ずかしい
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脊髄に温存してる劣情を俺は生涯だれにも見せぬ
平成二十七年一月二十二日
19
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引力を計算しても引力で 君のなにかを引いてこられず
平成二十七年一月二十二日
11
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誰それに恋してますか問われるも 思い浮かぶは相方ばかり
平成二十七年一月二十一日
7
恋人は一人でも多いかも
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地下鉄で両手壁ドン高校生 にきびとにきび、ぶつけて痛い
平成二十七年一月二十一日
5
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恋文を渡せないこと必定で クラス日誌にコード化し書く
平成二十七年一月二十日
7
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絶対にこの人だけという恋が 需給バランス大きく崩す
平成二十七年一月十九日
12
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グランドのフェンス軽々乗り越えてドサッと降りる音のみ聞こえ
平成二十六年十一月十六日
6
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剛腕の学級長の後ろでは学校一の色白が笑む
平成二十六年十一月十六日
7
理事長の娘だったりするよね
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両親も姉も今夜はいないのよ私の部屋へ、もう逃げたくなるよ
平成二十六年十一月三日
6
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夕暮れの教室で待つ君を呼び汗臭い恋くりかえしてた
平成二十六年十一月三日
9
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君からの切手を剥がす目的は君の唾液をすすりとるため
平成二十六年十一月三日
4
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屋根のある渡り廊下を走るきみ質量もった胸がいとしい
平成二十六年十一月三日
10
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ピアノ弾く君の後ろに立つだけで もう食べていた毒入り果実
平成二十六年十月二十五日
8
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女子たちが家庭科室で争って誰かに渡すサンドを作る
平成二十六年十月十九日
9
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陽が沈む音楽室の隅っちょで 君にキスした 視界は紅い
平成二十六年九月二十七日
8
ってか、されたんだけど
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フェイクして君の隣に話しかけ チラ見したけど反応は無し
平成二十六年九月二十七日
8
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