詠み人知らずさん
のうた一覧
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北窓に油を塗って封印し炬燵を出せば 春はまだまだ
平成二十七年十月二十四日
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少しずつ君に惹かれていることに 気づかれちゃ駄目 気づいて欲しい
平成二十七年十月二十三日
14
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リビングに君の座りて麦チョコを ちょこっと摘まむ そんな仕合わせ
平成二十七年十月二十三日
15
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鳥の鳴くBGMの階段を 登り切ったら 何が始まる?
平成二十七年十月二十三日
16
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少しずつ心を占領されている 恋の理屈が まだ分からない
平成二十七年十月二十二日
16
ない
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安物の腕時計さえ嬉しくて 呉れたあの人 忘れたりして
平成二十七年十月二十二日
11
ふつうの男性は(正確な)時計を愛...
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自問する人に生まれてよかったか 路傍の草と 同じ命で
平成二十七年十月二十二日
17
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浅はかな偏見で他人を切り捨てた 僕が待つべき 斬られる番を
平成二十七年十月二十一日
11
嘘です。斬り捨てるどころか拾って...
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背と首がぞくぞくとする深い夜 部屋の隅には 視線をやるな
平成二十七年十月二十一日
12
気温が高いのに寒気がするときは近...
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知らぬ土地 見知らぬ人の営みの 縮図に見える 駅裏あたり
平成二十七年十月二十一日
18
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早朝の駅への道は競技場 健脚競う 老人たちの
平成二十七年十月二十一日
13
元気ですねえ
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京子ちゃん 君は全く京子ちゃん 最初の日から 今日も未来も
平成二十七年十月二十日
11
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自らが操作するから面白い自動操舵は売れはしないね
平成二十七年十月二十日
12
自動車のことです
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信号のキツい目玉に睨まれて 撤退だけが 正義となれり
平成二十七年十月二十日
6
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一様に携帯いじる人のなか ハードカバーの 清々しさよ
平成二十七年十月二十日
12
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ねぇ君の入院パジャマ素敵だね そんな話で 泣きそうになる
平成二十七年十月十九日
18
「君」とは、妻です。。。
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美女ふたり カウンターに肘をつき スプーンで牛丼 しばいたろうか
平成二十七年十月十九日
12
美女であっても箸をまともに使えな...
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呑み込めぬ異物を溜めた食道は 三日で青い 内臓になる
平成二十七年十月十九日
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一様に北へ流れる雲たちを ただ呆然と 眺めていたよ
平成二十七年十月十九日
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人間の重箱の隅をこさげたら 小さいけれど 善意があった
平成二十七年十月十八日
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