詠み人知らずさん
のうた一覧
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騒音と活気に満ちた昼前の 給食室は ほにゃららな場所
平成二十八年二月十七日
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思いつかないので、ほにゃららにし...
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君の名が見えない夜の苦しさを 密かに抗議 してしまいます
平成二十八年二月十六日
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この店は旨いものしかありません ファンのあなたが 来てくれるから
平成二十八年二月十六日
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美味しいと思ってほしいという欲求...
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噂なら二割五分まで増してよい 但し除くは 不在者中傷
平成二十八年二月十六日
15
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文字だけの 君が愛する人たちに 嫉妬しそうな 春を待つ夜
平成二十八年二月十六日
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似合わないけど恋のうた
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フツー人 贋の寛容振り撒けば 気を使いすぎ 胃に穴があく
平成二十八年二月十六日
12
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おもろうて やがて悲しい人生の 何かがちょっと 見えた気がする
平成二十八年二月十五日
23
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丁寧に箸でかき分け「この骨が のど仏です」 完璧な事務
平成二十八年二月十五日
18
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平行に敷かれたはずのレールにも 九割九歩 仕込まれる罠
平成二十八年二月十五日
15
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渦巻きに魂抜かれ くらくらと 目眩と共に 便器を去りぬ
平成二十八年二月十五日
14
水洗トイレ
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微粒化と乳化技術が駆使された 日本のチョコの 士気の高さよ
平成二十八年二月十五日
14
高そうでめちゃんこ不味いチョコも...
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レジ袋ぱんぱんにして帰り道「なに詰めてるの?」春の風だよ
平成二十八年二月十四日
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まるで初夏のような陽光でしたが熱...
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果てのない「お一人さま」は もう飽きた くしゃみ鼻水 熱も独りで
平成二十八年二月十四日
18
病気のときはキツいっす。
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新喜劇 見つつ焼きそば食べている 何十年も 変わらぬ土曜
平成二十八年二月十四日
18
土曜日は母に焼きそばをリクエスト...
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暖房を点けない午後は部屋中を 紫煙で埋めて 始める掃除
平成二十八年二月十三日
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この場から去るべきなのだ君はそう 水道水の 異臭のようだ
平成二十八年二月十三日
15
あほ上司へ愛を込めて
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ひょろひょろと上に伸びたる雑居ビル 剥げた塗装に 隠せぬ無念
平成二十八年二月十三日
12
阪急のプラットフォームから見えた...
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君の背にビルと森とのスカイライン 輪郭は溶け もう闇になる
平成二十八年二月十二日
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空と地上の何かとの分け目をスカイ...
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三日月の見えぬ部分の質量も 潮を引っ張り 海を混ぜてる
平成二十八年二月十二日
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どの面も声も昔と同じでも みな重いもの 背負っているね
平成二十八年二月十一日
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心の奥でみな自分が一番若いと思っ...
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