たゆむさん
のうた一覧
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青々と日の出のかたちくっきりと 網膜に残り染まるガレージ
平成二十六年十一月八日
10
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銀獅子の石像の背にマフラーが あたたかなるとき待ち続け
平成二十六年十一月八日
3
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眞上にはクリーム色のお月さま わたしは白い服を投げうつ
平成二十六年十一月八日
5
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赤い耳遠のく意識色付いて 墓へ旅立つサンダーバード
平成二十六年十一月八日
2
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階段に描かれしナンバー消えかかり 案山子のように彼は棒立ち
平成二十六年十一月六日
4
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幻のトンネル抜けて森の方 もう帰らぬ夜のピクニック
平成二十六年十一月六日
8
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最新のテレフォン投げ鏡割る 銀の四角に殺されて今
平成二十六年十一月六日
2
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ふわふわと紙風船が天を舞う 光透かしてみる命たち
平成二十六年十一月六日
10
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悪態を吐いたあとには頬のいろ 苺になりし内に降る星
平成二十六年十一月五日
9
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真っ白な敗北感じうなだれる 珈琲の白き湯気見つめよ
平成二十六年十一月四日
7
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襟元のうなじにひとつほくろあり 提灯かざす帰り道にて
平成二十六年十一月四日
5
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若者が花を手に持ち自転車で語らいながら 向かう先にみどりの窓口
平成二十六年十一月一日
6
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削られる自尊心などはじめから 無かったやうな冬のはじまり
平成二十六年十一月一日
13
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緑いろ草原の海飛び込んで 雨の滴る部屋を想う
平成二十六年十一月一日
5
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雨伝うふるえる窓の感触が きみの毛先から伝わってくる
平成二十六年十月三十一日
8
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羽根たたむ星が瞬く六時半 天気図睨む逢瀬は今宵
平成二十六年十月三十一日
10
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船に乗る音楽隊は花のよう 鴎も風も歌いだす国
平成二十六年十月二十六日
4
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温かく泥で汚れた休日に 冷えた手の平差し出す地蔵
平成二十六年十月二十六日
6
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月夜にて鏡の川を渡る亀 甲羅は鈍い青いろをして
平成二十六年十月二十六日
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食卓に旬菜ごろりならべつつ 薬缶に湯気が立ちのぼる九時
平成二十六年十月二十六日
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