松本直哉さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 栄耀はまぼろしときえ浅茅生に虫の音しげきアテネの廃墟 平成二十六年十月十五日 3 もっと見る
- あつあげの面ひとつづつ火にあててあはき焦げ目の香ばしきかな 平成二十六年十月十五日 4 もっと見る
- 杳としてゆふやみせまる公園に変声期の子のこゑのひびかふ 平成二十六年十月十五日 3 もっと見る
- びんかんの回収のおとからころと澄みてきこゆる寒露のあした 平成二十六年十月十四日 4 もっと見る
- 暁闇のなかを一燈また一燈ともされてゆく寺のしづけさ 平成二十六年十月十四日 6 もっと見る
- たぎる湯にえだまめはなちしばしの間たぎりかへるをみまもりてをり 平成二十六年十月十四日 2 もっと見る
- えだまめをえだよりはづすこの夕べ野分のすぎしあとのしづけさ 平成二十六年十月十四日 3 もっと見る
- 日曜ときづく甘美の二度寝にぞまさるものなき怠惰を愛す 平成二十六年十月十四日 4 もっと見る
- むらすずめとびたつ秋の入り日さしこがねいなたばはぜのしづもり 平成二十六年十月十三日 2 もっと見る
- もろてもて顔かくすごと笙をもちかそけきしらべふきすましける 平成二十六年十月十三日 4 もっと見る
- 数式をときつつ急に八つ橋をたべたしといふ試験まへの子 平成二十六年十月十三日 6 もっと見る
- ヰオロンのかたちをしたるヰオロンのケース置かれて午後の陽のさす 平成二十六年十月十二日 1 もっと見る
- すべり台すべるをさなごあきかぜに髪なびかせて花のゑまひし 平成二十六年十月十二日 2 もっと見る
- うながして帰らんとして子のいまだ飽かずこねゐしどろのだんごを 平成二十六年十月十二日 2 もっと見る
- スモックのそでをぬらして子のつくるどろのだんごのくろく光りぬ 平成二十六年十月十二日 2 もっと見る
- 淡路島たどるたまほこ行き暮れてたまねぎ小屋にたまねぎ熟す 平成二十六年十月十二日 1 もっと見る
- のこぎりをもつ子にふとき手をそへてわがおほちちのをしへたまひし 平成二十六年十月十一日 1 もっと見る
- ヂギタリス咲くや無数の鈴鳴りてわが郷愁は蝶のごとしも 平成二十六年十月十一日 2 もっと見る
- なめらかに円をゑがきて啼く鳶のこゑきくときぞあきはかなしき 平成二十六年十月十一日 3 もっと見る
- ひさかたの太陽フレアのゆゑならむわれにきざししひとつの殺意 平成二十六年十月十一日 5 もっと見る
