松本直哉さん
のうた一覧
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高みよりオルガンの慈雨ふる朝の聖水盤にゆびさきぬらす
平成二十八年三月三十一日
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この世をば仮の宿りと思ふらむなきつつかへるかりがねの群
平成二十八年三月二十九日
9
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歳月といふ名の波にたゆたひぬこのかなしみを希釈するため
平成二十八年三月二十五日
4
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半音階のしらべかそけく 無憂宮にフリードリヒの吹く横笛の
平成二十八年三月二十四日
3
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ひさかたのひかりあつめてきしごとく辛夷の花の輝ける白
平成二十八年三月二十三日
4
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羊腸の弦さや鳴りてシャコンヌの最弱音の消なば消ぬがに
平成二十八年三月二十三日
5
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地下足袋の瓦職人ひたひたと屋根つたふ音 夏の払暁
平成二十八年三月二十日
5
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ドビュッシー「版画」聴く夜雨脚の強まる庭に涓滴の音
平成二十八年三月十九日
4
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うらうらとひばりのあがる奥津城に失恋ひとつ埋めてかへりき
平成二十八年三月十八日
3
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春菊一把つめたきみづにはなつ朝泥をおとせばにほひたつ青
平成二十八年三月十八日
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咲くためのちから蓄へ冬薔薇はかたくつぼみをとぢてねむれる
平成二十八年三月十七日
5
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医者を怖ぢ泣いて暴れしをさなごの診察をへてしんとなきやむ
平成二十八年三月十七日
6
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よもぎ摘む野に森鳩の来鳴く朝 御旨の地にもおこなはるべし
平成二十八年三月十五日
3
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凸レンズにひかりあつめてほむら立つ 燃えよ恋文消えよわが恋
平成二十八年三月十五日
5
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みづからを欺くことに飽きはてて退職の朝沈丁香る
平成二十八年三月十一日
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臨終に遅れてわれのとびのりし車窓のそとの連翹の黄
平成二十八年三月十日
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謦咳はいまも耳底にひびきたり君の亡きあといくとせ経れど
平成二十八年三月九日
8
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その眉宇にあはき愁ひをただよはせ阿修羅立像黙して立てり
平成二十八年三月八日
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酢味噌もて和ふれば春の香の立ちぬぬめりをおびてあをきわけぎを
平成二十八年三月六日
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顔と顔溶けあふムンク「接吻」の葉書貰ひぬ髪ながき子に
平成二十八年三月六日
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