松本直哉さん
のうた一覧
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頬紅く染めて無口になれる子のからだ寄せ来ぬ診察待つ間
平成二十八年二月二十日
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春日野の枯葉ふみわけゆく鹿の真白き臀のゆれつつ離る
平成二十八年一月十四日
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言葉なき恋歌の母音ひそやかにヴォカリーズ聴く真夜のしづもり
平成二十八年一月九日
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豊頰をほのかにそめて冬の日を走りかへりぬあはれ風の子
平成二十八年一月八日
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夕空に星湧くごとく梅の木に一輪二輪さきそむる朝
平成二十八年一月七日
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昏れやすきはつはるにして蹉跎神社みあかしあはくうかぶ夕闇
平成二十八年一月五日
6
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直立の雌しべの百合の柱頭のしとどにぬれて色は匂へど
平成二十七年十二月三十一日
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吐く息の白き厨の歳晩に蓮根を炊き蒟蒻を炊く
平成二十七年十二月三十一日
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半減期ながき恋の火わが胸の底ひにありて玄冬の雨
平成二十七年十二月三十日
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ぬばたまの黒き眼の子の黒豆を欲しといへれば黒豆を炊く
平成二十七年十二月二十九日
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君逝きし宵に三日月かかりしが今宵仰げば望にちかづく
平成二十七年十二月二十四日
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荼毘まぬがれて百合の花束君のなきうつろの室に咲きにほひたる
平成二十七年十二月二十四日
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桜みな裸木となるこのあした君のなき世をいかで渡らむ
平成二十七年十二月二十三日
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胸もとにきつつなれにし帽子ありひつぎの君の息あるごとく
平成二十七年十二月十九日
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死に近き君の手をとるひとときのそのぬくもりをむねにきざみつ
平成二十七年十二月十九日
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通夜にむかふくるまのまどに日は昏れて西空ひくくかかる繊月
平成二十七年十二月十八日
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霜月の霧のかなたの懸崖の命旦夕にせまり菊の香
平成二十七年十一月二十六日
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郷愁は蝶のごとしも籬こえはるかな海の潮騒を恋ふ
平成二十七年十一月二十日
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城址の舗石白く昏れのこり弔鐘は誰がためにも鳴らず
平成二十七年十一月十三日
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ミュゼ・ロダン午後の陽さしてとこしへに抱擁のまま白き恋人
平成二十七年十一月十日
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