松本直哉さん
のうた一覧
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反時計回りにめぐればまがごとのあるとききつつ島をめぐりぬ
平成二十八年五月五日
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田植ゑはやをはりにけりなはつなつのみなもをわたる透明の風
平成二十八年五月四日
8
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湯あがりを寝いりし吾子のぬばたまの髪かきやればかはききらずも
平成二十八年五月三日
8
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やはらかく箸にくづるる冷奴くちにふふめば碧瑠璃の夏
平成二十八年五月三日
8
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アルバムと未練を棄てて本棚の余白にのこる塵のあかるき
平成二十八年五月二日
6
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他界へといざなはれつつ未完成交響楽の余韻はるけく
平成二十八年四月二十八日
6
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母逝きて今日七とせとなることをたれにも言はず一日過ぐしき
平成二十八年四月二十七日
10
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いまだ恋知らぬをとめの兄の服借りて羽織ればおとなびて見ゆ
平成二十八年四月二十七日
10
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花の雪ちりしく道を自転車のすぎてのこれるわだちひとすぢ
平成二十八年四月二十二日
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八重桜下照る道に立つ吾子のいつのまに背のひとまはり伸ぶ
平成二十八年四月二十日
8
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くれなゐの鳥居越ゆればみどりもゆ若宮大路に夏きたるらし
平成二十八年四月十七日
7
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しろたへの薔薇一輪の咲きそめぬ雨霽れてけさ露にぬれつつ
平成二十八年四月十七日
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わが恋は漸近線のごときかな近づけどつひにふるることなき
平成二十八年四月十一日
5
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暗きより暗きに入りて隧道をあはくてらせる橙の燈
平成二十八年四月十日
3
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須臾にすぐるいのちと思へどくれなゐの茱萸の実ひとつ口にふふめり
平成二十八年四月十日
4
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つかのまの逢瀬ののちにわかれにき秋の日暮れの九品仏駅
平成二十八年四月七日
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宝石の覆されて夏のあさ憂しと見し世にひかりあふるる
平成二十八年四月六日
4
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夕かげのやうやく暗き停車場に「陰翳礼讃」ページひらきつ
平成二十八年四月五日
4
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仄暗き蔵に麹の香の満ちて醤油熟れゆく瀬戸内の島
平成二十八年四月四日
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変声を迎へぬままに生涯ををへにし君の通夜の花冷え
平成二十八年四月二日
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