松本直哉さん
のうた一覧
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うらうらとひばりのあがる奥津城に失恋ひとつ埋めてかへりき
平成二十八年三月十八日
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春菊一把つめたきみづにはなつ朝泥をおとせばにほひたつ青
平成二十八年三月十八日
7
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咲くためのちから蓄へ冬薔薇はかたくつぼみをとぢてねむれる
平成二十八年三月十七日
5
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医者を怖ぢ泣いて暴れしをさなごの診察をへてしんとなきやむ
平成二十八年三月十七日
6
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よもぎ摘む野に森鳩の来鳴く朝 御旨の地にもおこなはるべし
平成二十八年三月十五日
3
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凸レンズにひかりあつめてほむら立つ 燃えよ恋文消えよわが恋
平成二十八年三月十五日
5
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みづからを欺くことに飽きはてて退職の朝沈丁香る
平成二十八年三月十一日
8
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臨終に遅れてわれのとびのりし車窓のそとの連翹の黄
平成二十八年三月十日
6
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謦咳はいまも耳底にひびきたり君の亡きあといくとせ経れど
平成二十八年三月九日
8
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その眉宇にあはき愁ひをただよはせ阿修羅立像黙して立てり
平成二十八年三月八日
5
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酢味噌もて和ふれば春の香の立ちぬぬめりをおびてあをきわけぎを
平成二十八年三月六日
4
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顔と顔溶けあふムンク「接吻」の葉書貰ひぬ髪ながき子に
平成二十八年三月六日
4
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顫音のギターラ幽か イスラムの栄華燦たるアルハンブラに
平成二十八年三月四日
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防具はづせば幼さのこる白皙の一揖ののちしづかに去りぬ
平成二十八年三月三日
3
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遅き日を子はかへりきぬぬばたまの髪に蒲公英一輪挿して
平成二十八年二月二十九日
7
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巻向の山の辺はるか 金色に稲穂は熟れてまどろむ真昼
平成二十八年二月二十七日
5
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春あさきくりやのあさにパン生地の膨らむみればこころはなやぐ
平成二十八年二月二十六日
8
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破壊こそ快楽の極み をさなごは積み木タワーを完膚なきまで
平成二十八年二月二十六日
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荷ほどきのいまだをはらぬせまき閨からだよせあひ初夜をねむりき
平成二十八年二月二十一日
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生は比喩 愛とは誤解 うぐひすのさへづりやまぬ花野の夕べ
平成二十八年二月二十一日
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