松本直哉さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 終演の拍手のごとく蟬しぐれ夏のさかりをたたへてやまず 平成三十年七月二十五日 10 もっと見る
- 小夜ふけて器ふれあふ音かすかひとりくりやに皿あらひつつ 平成三十年七月二十五日 5 もっと見る
- 眠られぬ余震の夜にきみの弾く「ゴールドベルク」アリアはやさし 平成三十年七月二十四日 5 もっと見る
- 探検にいづち行きけむあさ帰るねこの額のひとすぢのきず 平成三十年七月二十四日 8 もっと見る
- わが庵はみやこのみなみ淀川といこまのやまを見晴るかす丘 平成三十年七月二十四日 6 もっと見る
- 究明はいまだをはらず御巣鷹に朽ちやはてなん五百のいしぶみ 平成三十年七月二十三日 4 もっと見る
- かぞふればみそとせあまりみとせ経ぬあの夏の日の墜落の惨 平成三十年七月二十三日 5 もっと見る
- なによりの甘露なりけり夏の日の井戸のふかきに冷やせる西瓜 平成三十年七月二十二日 8 もっと見る
- セ・ラ・ヴィときみつぶやきぬジェイアール振り替へ輸送のくらき歩廊に 平成三十年七月二十一日 5 もっと見る
- 手さぐりのやみの恋路にまどふかな「鬼さんこちら」声のかすかに 平成三十年七月二十一日 9 もっと見る
- 身をすつるほどの祖国はなかりけり交野が原の夏のゆふぐれ 平成三十年七月十九日 6 もっと見る
- わが身ぬちつらぬきとほるひとすぢのさびしき外部もの食ぶるため 平成三十年七月十九日 4 もっと見る
- あさつゆにぬれて来たりぬつかのまを憩はせたまへ汝が手枕に 平成三十年七月十八日 5 J'arrive to... もっと見る
- なつゆかたはなやかに着て子は出でぬ「痴漢にあふな」「わかつてるわよ」 平成三十年七月十六日 6 もっと見る
- 御巣鷹にきみみまかりしその日より夏の夜ばかりうきものはなし 平成三十年七月十六日 4 もっと見る
- 道の辺に木槿のはなの咲く木陰麻のシャツより汗あゆりつつ 平成三十年七月十五日 5 もっと見る
- みかきもり衛士のよあけを待つごとく深き淵より主をまちのぞむ 平成三十年七月十五日 4 もっと見る
- うみのいろはかなしみのいろ水葬のしぶきのきゆるなみのまにまに 平成三十年七月十五日 4 もっと見る
- 運動場合図の笛にあかしろの玉のとびかふをさならの夏 平成三十年七月十四日 5 もっと見る
- 吹けば飛ぶ店営みしはたとせのときのながれの矢のごときかな 平成三十年七月十四日 8 もっと見る
