松本直哉さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
祈るやうに手をあはせたりめづらしき蝶見つけしと馳せきたりけり
令和六年十月三十日
3
もっと見る
わたつみの底の浄土の住みごこちいかにと問ひぬあをうみがめに
令和六年十月二十九日
2
もっと見る
乳と蜜ながるるところといはれたるカナンの地いま血潮ながるる
令和六年十月二十八日
3
もっと見る
春高楼の花のうたげはまぼろしか廃墟の城を照らす月かげ
令和六年十月二十七日
2
もっと見る
制限字数こえてあふるるわが思ひたぎつ早瀬となりにけるかも
令和六年十月二十六日
2
もっと見る
ふらんすはあまりに遠し「赤と黒」原書にはがすユーロの値札
令和六年十月二十五日
2
もっと見る
ひそやかにゐなくなりたし没年齢しられぬままに墓標もなしに
令和六年十月二十四日
4
もっと見る
おたがひの足音のみを聞いてをり話の接ぎ穂見つからぬまま
令和六年十月二十三日
4
もっと見る
ひとり舞ふほかにすべなしもろびとの大縄跳びの埒外なれば
令和六年十月二十二日
3
もっと見る
「きらひなのさういふところ」といはれたり不貞寝して聞く遺愛寺の鐘
令和六年十月二十一日
2
もっと見る
おぼろなる記憶の底にきこゆなり赤子のわれを呼ぶ祖母のこゑ
令和六年十月二十日
2
もっと見る
かろやかに走り抜けたり太陽のコロナのやうに髪なびかせて
令和六年十月十九日
5
もっと見る
「結んでよ後ろの紐を」あらはなる背中見せつつ言ひたまひける
令和六年十月十八日
3
もっと見る
生ましめしのちのよふけのしづもりに老助産師のたばこくゆらす
令和六年十月十七日
4
もっと見る
陣痛に耐ふるつまの手にぎりをり痛みを分かつすべあらなくに
令和六年十月十六日
4
もっと見る
とり入れををへし田畑に雀らのさわぐを聞けば秋更けにけり
令和六年十月十五日
4
もっと見る
経糸も緯糸もなき鳥たちの声の織りもの聞けども飽かぬ
令和六年十月十四日
0
経(たて)もなく緯(ぬき)も定め...
もっと見る
ひるよるのけぢめもつかぬ薄明かりいのちの果てのけしきとぞ見る
令和六年十月十三日
1
もっと見る
つり革にとどく背丈となりし子の腋窩の白く夏さりにけり
令和六年十月十二日
7
もっと見る
泣きぼくろつついておこすとなりの子金曜五限睡魔のきはみ
令和六年十月十一日
4
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[71]