松本直哉さん
のうた一覧
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伺へど休診の札かかりをり熱のある子の手を引きかへる
令和五年五月二十三日
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近寄れば塀の上より飛び降りて悠々として歩み去る猫
令和五年五月二十一日
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聖堂に「憐れみたまへ」の声満てり愚かの神に祈るべけんや
令和五年五月二十一日
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軽やかな筏に乗りて漕ぎいでな夏の一大紺円盤へ
令和五年五月二十一日
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マルクスのヘーゲル批判読みあきて空見上ぐればひとすぢのくも
令和五年五月十七日
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かきくらし地軸は揺れて幕裂けつなにゆゑわれを見捨てたまひし
令和五年五月十二日
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爽やかな風吹きわたる緑蔭に弔問の列とぎれざりけり
令和五年五月十二日
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なすの紺ししたうの青かぼちやの黄いろとりどりの夏揚げにけり
令和五年五月十二日
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さかさまに吊るして春を惜しみけり花のにほひはうつろひやすく
令和五年五月十二日
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邂逅はいかなる火花散りにけむ老いたるゲーテと若きベトヴェン
令和五年五月十二日
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うしろから目隠しされてふりむけば春の日差しの荻窪駅前
令和五年五月三日
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削除また削除のすゑにあらはるるりんごの芯のごときたましひ
令和五年五月三日
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おととしの柱の傷ものこりけり姉と妹と測りあひし日
令和五年五月三日
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一羽鳴き二羽が倣ひて三羽和す 夜明けを告ぐる鳥たちのうた
令和五年五月三日
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ひらかたのさくらひとひらひらひらと春たけなはとなりにけるかも
令和五年五月三日
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トンネルを抜ければ流竄 われこそは新島守とつぶやいてみる
令和五年四月二十七日
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貿易商グラバー邸よりながむれば波しづかなる長崎の海
令和五年四月二十七日
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身まかりし数日前に途絶えたるインスタグラム見つつ偲びぬ
令和五年四月二十七日
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時は春時間は正午玲瓏とカリヨンの鳴る市役所広場
令和五年四月二十七日
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後ろ手にブラの留め金はづしけり月かげしるくてらす横顔
令和五年四月二十七日
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