松本直哉さん
のうた一覧
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夕されば素馨のはなのいやましにたかくかをりてわれを泣かしむ
平成二十七年五月八日
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半身をぬらしてきみのさしかけし小さき傘によりそひてをり
平成二十七年六月三日
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さみだれのさやにみだれてふる夜更け甕の梅酒は琥珀に熟す
平成二十七年六月十三日
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枇杷熟れてたわわにみのる梅雨晴れの木蔭にしばしあせをぬぐへり
平成二十七年六月十三日
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道のべに咲くあぢさゐにたちどまる父性といふはふたしかなもの
平成二十七年六月十四日
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その胎にちひさきいのち宿したるきみをいだけば満ちてくる潮
平成二十七年六月二十五日
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種見本みつつ春への夢つむぐ余命数月告げられし君
平成二十七年十月四日
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きみがため弁当つくるあきのあさあはき黄色の卵液をとく
平成二十七年十月十五日
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売り言葉買ふ気にならずさびしくてただぼんやりと海を見てゐし
平成二十七年十月十五日
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バス酔ひのくすりひとつぶのみこみて朝をかけだす遠足少女
平成二十七年十月十六日
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霜降のそらさえざえとすみわたり正午を告ぐるカリヨンの音
平成二十七年十月二十四日
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半減期ながき恋の火わが胸の底ひにありて玄冬の雨
平成二十七年十二月三十日
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頬紅く染めて無口になれる子のからだ寄せ来ぬ診察待つ間
平成二十八年二月二十日
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この世をば仮の宿りと思ふらむなきつつかへるかりがねの群
平成二十八年三月二十九日
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高みよりオルガンの慈雨ふる朝の聖水盤にゆびさきぬらす
平成二十八年三月三十一日
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つかのまの逢瀬ののちにわかれにき秋の日暮れの九品仏駅
平成二十八年四月七日
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ひとすぢの芯のほのかに青み帯ぶ夏のにんにくふたつにわれば
平成二十八年五月十日
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麦熟るる野に牧人の笛の音の絶えてまひるのとほきかみなり
平成二十八年五月十八日
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四つ這ひの雑巾がけの手の先にちひさき蜘蛛の足ばやに逃ぐ
平成二十八年五月二十二日
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摘みてきしみどりの梅の厨べにたかくかをりて梅雨ちかづきぬ
平成二十八年五月二十八日
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